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2020/09/10

ヒグマと奈良県フォレスター

北海道知内町の広葉樹シンポ、実はその前に森林観察会があって、森を歩くことになった。
参加者は20人くらいはいたと思うのだが……そこにハンターが二人。猟銃を背負って登場。これ、クマ対策なのだ。実は知内を含む道南は、今やヒグマがもっとも多いところの一つだという。知床より多い?とか。北大のヒグマ研も、こちらで研究しているらしい。

Dsc05847

大人数がザワザワと歩くのだから、まず大丈夫だと思いつつも、実際に木々の幹にヒグマの爪痕がある。さらにシカが食った後も見かけた。
だから彼らの先導で進むのであった。

Dsc05842トドマツに残るデカいヒグマの爪痕

さて、そんな最中に電話があった。奈良県の森と人の共生推進室(以前の林業振興課の一部がこんな名前になった)だった。

後で掛け直したのだが、奈良県の森林管理職募集を9月3日で締め切った報告である。以前紹介した、奈良県フォレスターになることを前提とした県職員の募集だ。5人程度の枠に、なんと121人の応募があったらしい。女性も1割以上いるそう。詳しい内容は改めて公表するとのことだったが、想定以上?の人気だったらしい。この件では、私は奈良県の広報マンになってしまっているだけに(^^;)、告知宣伝した甲斐があったというものだ。第1次試験は9月27日にある。全国から奈良に集まる皆さんの、合否より面構えを見てみたい 。

森林観察の後にあったシンポジウムでは、広葉樹も収穫できる針広混交林づくり⇒恒続林を提案したが、そこで奈良県の試みを紹介する。結構な反応があった。ヨーロッパに似た森林の広がる北海道は、恒続林施業の適地でもあるし、北大には恒続林の講座も残っていたのだから、この地でも挑戦してもらいたいのだが。

Photo_20200910120201

実は先日の遠野のシンポでは、主催者側から奈良県の取組を紹介してくれという要望があったので、そこそこ詳しく奈良県の森林政策について紹介している。こちらのシンポは「持続可能な多種共存の森」づくりがテーマだったから「画期的だ」という期待の声が上がった。……こうして振り返ると、私は随分、奈良県の広報マンをしているなあ。まあ、森林政策だけだけど。

ちなみに誤解されないように付け加えると、今回の募集は、あくまで奈良県職員だ。121人から5人程度を選抜し職員にしてから、奈良県フォレスター・アカデミーの学生になる。ところがアカデミーのフォレスター科定員は、約10人。つまりあと5人分の学生枠は残っている。純粋な学生としてアカデミーを卒業した後に、奈良県フォレスターになる道もある。こちらの入試の出願締切は11月だから、まだ応募可能である。我というものは挑戦していただきたい。

2_20200910161701

ああ、また奈良の広報マンになってしまった。。。

 

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