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森と林業と田舎の本

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2020/09/22

東京チェンソーズの「山男のガチャ」

昨日の続きではないが、こんなものを見つけた。

「山男のガチャ」新発売

東京チェンソーズが生み出したもので、端材や枝からつくる小さな木製品をガチャガチャで売っていくらしい。

300x225 300x143

上記サイトより借用。

頑張っている(笑)。現在8種類の品を出していて、1回500円。

実は東京チェンソーズの面々とはどこかで会ったような気もするが、ちゃんと話したことはない。それでも、その動きはウォッチしている。

なぜなら、アイデアを絞り出してあの手この手で林業を事業として成り立たせようとしているから。これって、実は林業家にもっとも欠けている姿勢ではないか、と思っていた。
この会社も、林業会社をつくったという時点では、伐採仕事などがメインだったはずだが、それでは十分な利益が出ないことに気づいて、事業を広げている点に私は注目していた。東京美林倶楽部なんて仕組みで資金調達を行い、今は玩具など木工まで始めている。おそらく、原料(素材)だけを扱っていたら展望が開けないことに気づいたのだろう。最終商品まで手を伸ばさないと、採算が会わないのが現在の林業界だ。

そのことに気づいている林業家は意外と少ない。みんな、山仕事に執着しすぎ(^^;)。

まあ、さすがにガチャガチャの玩具で儲かるとは思わないが、あの手この手を繰り広げることに価値がある。ガチャガチャそのものは、以前私紹介したが、もはやイオンモールにまで進出して全国展開するほど人気のある玩具だ。「驚異!ガチャガチャの世界

自分でガチャを設置するのもよいが、木工作品そのものをガチャ専門店に扱ってもらう方向もあるのではないか。もっとも、そうなると商品の品質レベルが相当厳しく要求されるし、安定供給するだけの数が生産できるのかも考えなくてはならないが。

ともあれ、ジタバタしつつ、突破口を見つけることを期待する。

 

 

 

 

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コメント

農業では農閑期に副業を行い、時代が進み出稼ぎに移行し、そして機械化に伴い兼業農家として生き延びてきた。しかし、産業の空洞化に伴い農業は担い手がいなくなっている。林業は木材価格が国際価格となり円安が大きくならない限り林業では生活を維持できない。林業で生き延びるためには収益の中心を林業以外に見出すしかない。そのことを真剣に取り組まない限り木々は単なる付加価値の少ない燃料に過ぎず、税金や電気料金からの補填で何とか食いつないでいるにすぎない。
国の進む方向がこの持続可能性が全くない方に向かっており、国に逆らう真逆の取り組みの林業が増えてくることに望みを託したい。

世の中、副業時代とか、多角経営とか言われているのに、いまだに林業は「専業」と思い込んでいる人が多いのでしょう。
辛い改革は先送りする「現在バイアス」に縛られていると、未来はない。

その点、早く新たな事業に取り組んだ方が生き残れますよ。

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