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森と林業の本

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2020/11/15

謎の柑橘果樹園

夏の間、10月には台湾で登山だ、と思ってせっせと体力増強用に奈良県各地の山をいくつも登っていた。わざわざザックに水を詰めて荷重かけて……。

9月、渡航は無理となって一気に気が失せて運動量が激減……。仕事以外では買い物(それも店まで車で移動)で家を出るぐらいに堕落。

これではイカンなあ、と11月に入って少しずつ再び山を歩いたり、早足散歩などを始めた。

まあ、そんな一環で生駒山の大阪側を進んでいたのだが、突然山の中で出会ったのがこの果樹園だ。

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なぜか柑橘類ばかりが植えられている。この大きな実は何かな。

まあ、それはいいのだが、解せないのはこの果樹園に行き着く道のりだ。
私が歩いていたのは、ほとんど廃道のような荒れた道。ここまで30分くらいは歩いたか。しかもその道沿いにあるのではなく、少し逸れる。たまたま、そこに明るい土地が見えたので何かあるのかな、と思って一部藪をかき分けて入ったのだ。

しかしこの園地そのものは何も囲いの柵もない。そして何より不思議なのは、道がない。所有者は、どこからここまで到達するのか。車では来れない。私のように結構細くて荒れた道を進んで、さらにそこからかき分けて入るのか。ほかの別のルートがあるのかと探してみたが、見つからない。

とはいえ、草刈りはしているし、わりと世話はしているように見える。柵はないが、幸いイノシシにはやられていないようだ。

隠れ田ならぬ隠れ果樹園である。ここがその人物の土地なのか、本当に山を勝手に開墾して果樹を植えたのかわからないが、持ち主はここに通うまで相当大変だ。

生駒山には、まだまだ謎がある(笑)。

 

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