『獣害列島』自著紹介記事
時事通信発行のAgrioは、pdfで発行される電子農業誌だが、ここに『獣害列島』を紹介してくれと頼んだら、自分で書けと言われた(笑)。
いや、そうではなくて自著につながる記事の執筆を勧められたのだ。
そして掲載されました。本の紹介は別枠として、世間に獣害が広がっていることを説明する記事。Agrio自体は農業関連団体や官公庁のようだが、あえて都市部向きに書いた面はある。農村の農作物被害が獣害だと思い込んでいるとエライことになりますよ、と都会人に通じるかどうか。
この記事をブログに載せることについては、承諾を得ている。まあ、著作権は私にあるのだけど、発行権はAgrioなのだよ。
不思議なもので、執筆中は世間の獣害についての理解が低いことを嘆いていたのだが、発行前後からクマの出没に代表される野生動物の都会出没が相次いでいる。あと10年もしたら大都会に深刻な獣害が広がる……という心づもりだったのだが、それ以上というか、まさか出版直後から大騒ぎになるとは。予言したわけでも、狙ったわけでもない。クマが営業マンというキャッヂフレーズで売り出したいぐらい。
ちなみに今日は、東京お台場にサルが出たとな。
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