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森と林業の本

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2020/11/29

コロナ禍の猿回し

昨日、大阪のミナミに出た。以前告知したロフトプラスワンのトークライブのためであるが……地下からミナミの道頓堀界隈に出ると、なんか緊張感が走る。

なんたって前夜からコロナ禍のステージが上がり、もはや緊急事態宣言一歩前の様相。とくに大阪はひどい。政府も大阪府・市も、出歩くなと言われているのだから。私自身がビクビクして街を歩く(笑)。野外ではつけないマスクもきっちりして、他人とは接触しないよう距離をとってすり抜けるように歩く。

肝心のロフトは、なんというか、キャンセルが相次いだということでがらがらの状態の中で行わねばならなかった。配信で何人聴いてくれたかまだわからない(アーカイブ配信もある。12月12日まで)が、逆津に来てくれた人々に感謝したい。勇気あるなあ(^o^)。

土日ならごった返しているはずの道頓堀から宗右衛門町界隈も人影はかなり少なかった。まあ、生駒に比べれば多いのだけどね。

そんな街を足早に進んでいると、一カ所人だかりのあるところがあった。戎橋前だ。なんだ、密集しているぞ。いいのか? 何があるのか?

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猿回しでした\(^o^)/。このコロナ禍の中で猿回し興行をするか。勇気ある。そして、そこに群がる人たち。

いくら出歩くなと言われても出たい人はいるし、出歩きたいというのは群れたいというのとほぼ同義なのだ。
リスクはあるが、これも都市の機能であり姿なのだろう。獣害に関する話を聞くために集まるリスクは避けるが、賑わいを求めて味わうリスクは気にしない。これって、深く考察すると面白いかも。

私は、こういうリスクは取らない。さっさと場を離れましたけどね。で、何をしたかって? 肩こりがひどくてねえ……。ついマッサージを受けてしまった。そして生駒にかえって焼鳥屋で一杯。それが結構混んでいるのよ。人気の店であるが、今なら空いているかもという私の目論見は外れた。が、美味しかった。……こういうリスクは取る(笑)。

人が求める「猿回し」はそれぞれだ。

 

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