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森と林業の本

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2020/11/18

焚き火番組

昨夜、たまたまBSで2つの焚き火番組を見つけた。一部時間が重なっているので、リモコンでザッピング?しながら両方を眺めるという無茶技(笑)。

一つは、BSプレミアムの「魂のタキ火」。焚き火を囲んでの対談番組。この日は黒木瞳と山崎ナオノーラと矢部太郎。

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もう一つは、BS-TBSの「ヒロシのぼっちキャンプ」。こちらは「ヒロシ」がソロキャンプしている様子を映す。

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焚き火番組と言っても、主題はまったく違うのだけど、やはり焚き火をアップにするところが売り物なのだろう。

 

ただ「魂のタキ火」は、話の内容がとくに焚き火とはつながらない。まあしみじみと心の内面を語るところが焚き火を囲んでいる風情といえばそうなのだけど、これで馬鹿話をしたらどうなるんだろう……。
一方でヒロシの方は、一人なんだが、意外やよくしゃべる。まあ無口だと番組が成立しないというか、放送事故になるのかも。一人でしゃべると言っても、結局は撮影スタッフ相手なんだけどね。なんだかソロキャンプのハウツウ番組になっている。

ほかにも焚き火番組があったように思う。ただ、残念ながら十分に焚き火の魅力を伝える番組というのはまだお目にかかったことがない。

以前も紹介したかと思うが、ノルウェーには12時間炎のシーンだけを映す番組があったそうだ。それがエラい評判になったという。ただ焚き火だったか暖炉だったか、薪を燃やしている様子を中継するだけ。まあぶっ続けに見る人はいないのかもしれないが、楽しめるだろうな。環境ビデオのように。

日本もBSなら、そんな挑戦をできないのかね。どうしても人が登場しなくてはいけないのなら、無言で薪をくべる人だけを出せばいい。そして炎を見ながら涙ぐむとか(笑)。そんなシーンだけで、いろいろ想像できる。いや、黙ってチーズとパンを焼いているのもいいな。焚き火に当たりつつ寝てしまってもいいんじゃないか。
その方が薪が燃える姿自体の魅力が伝わるだろう。

日本のテレビは、しゃべりすぎ。

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