「スカーレット」の裏側
戸田恵梨香さんが結婚した。
わりと好きな女優だっただけに、おめでとう! と素直に喜んでおく(^o^)。
で、戸田恵梨香の近々の代表作と言えば、NHK朝ドラ「スカーレット」だろう。今年3月まで放映していた。信楽の陶芸家・川原喜美子役を務めて人気を博した。というわけで(関係ないけど)信楽に行ってきた(^_^)/。現在は滋賀県甲賀市信楽である。
すると、折しも旧産業会館で「テレビドラマの世界」と題して「スカーレット」の展示会を開いている。工房や穴窯のセットや衣装などの小道具が並ぶ。ドラマを見てきた人には懐かしいはず。衣装を見て、戸田さんはこんなに体が小さかったんだ、と妙な感心をしてしまった。
ちなみに私もお土産として.鉢を購入した。緋色(スカーレット)をした、ちょいオシャレなもの。ここに冬の間は観葉植物でも植えようかと思っているのだが。
さて、こんなところも見てきたよ。
陶土を掘った鉱山跡。信楽焼の誕生は、豊富で優れた陶土があってこそ。古琵琶湖の地層に眠る粘土や長石だ。信楽にはそうした陶土を掘った鉱山がたくさんあるが、ここも最近まで掘っていたのだろう。
実はここの陶土は、日本中の陶芸産地に供給されている。ナントカ焼とか呼んでも、実は地元に肝心の土がないところは多いのだ。
跡地にマツを植林していた。畝をつくって、わりとていねいな植え方だ。砂礫の多い土壌だが、マツなら育つだろう。上の方にはよく育ったマツも見える。上から掘り進んで、順々に植えていった様子がわかる。底部分はまだ苗木そのものだ。
こんなにていねいな植え方をするのは、林業関係者ではないな、と感じる(笑)。林業的には、畝を作って、苗をきっちり等間隔に整列させることはないだろうから。園芸業者かな。さて、どうだろうか。
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