倒木の根に地層を見る
たまたま歩いた山は、倒木だらけだった。まあ、ここ数年、各地の山は台風のせいか倒木が多いのだけど。
それも根っこごと倒れている。道沿いの木だったら、道を抉り、巨大な穴を開けているものもある。
で、こんな根っこの裏の写真。
なんか、ミョーな模様になっていることにお気づきだろうか。根っこが表土を抱えて倒れたのだけど、その表土に見事な地層(の断面)が見える。しかし、あくまで表土をめくったのであって断面じゃないはずなのだが。これ、どんな状態だったのか。
ブラタモリ流?に推理すれば、地層が横倒しになってその上に表土が堆積していたのか。そこに樹木が繁っていた? 根っこは地層の断面と積もった表土の境目に細根を伸ばしていたので、倒れる際にきれいに表土を引き剥がし地層の筋を転写した……。
ま、いろいろ地質の成り立ちを考えてみるのも面白い。
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