ジャパンタイムス、そして週刊新潮
今年の私の執筆した記事の中でエポックだったのは、『獣害列島』……ではなく、「プライベートキャンプ場のための森林購入」であった。
(いや、『獣害列島』というか獣害の話題は十分に大きな割合を占めているんだけど、何年も前から取り組んでいたテーマだからね。)
「プライベートキャンプ場のための森林購入」は、Yahoo!ニュースへの執筆がきっかけだが、これまでにないヒットを記録した。単にアクセス数のことだけでなく、テレビ局を中心にメディアの二次取材(つまり私への取材)が多かったことがエポックなのである。
かなりの番組に(声だけも含めて)出演したり、コメントとして画面で扱われたが、それを見てさらに取材を申し込むところもあった。
そのトリを飾るのが、今週立て続けに登場する。
まずは「The JapanTimes」だ。そう、英字紙なのである。メールで取材申し込みがあったが、送り主は外国人名。でも流暢な日本語だった(^^;)。そして電話取材で受けたのだが、流暢な日本語であった。なんでも日本育ちで母が日本人なのだそうである。おかげで安心して取材を受ける。それが10月。
その記事がようやく発行になったようである。
https://www.japantimes.co.jp/life/2020/12/12/lifestyle/escaping-covid-19-nature/
英語で頑張って読もうかと思ったが、ここは自動翻訳で(笑)。わりとよくわかる。山林が三林となっているのはご愛嬌だが。私は後半に登場する。かなり幅広く取材したようだ。このテーマが在日外国人にも興味が持たれるという点で、私の方も興味深い。
さて、お次が「週刊新潮」である。実は、当初に取材を受けたのだが(新人記者だった)、それはボツになったよう。ところがその後、私自身に執筆しないか、という依頼が来たのである。
これは願ったりかなったり。取材を受けて何時間もしゃべったり森の中を案内しても、使われるのは10秒程度……となると、なかなか私の真意というかもっとも言いたかった部分を採用されるとは限らない。自分で書くなら全部自分の判断だ。しかも4ページもある! これは破格だ。週刊新潮はわりと1本の記事が長いし、写真などビジュアルより文章、という方針のようで、たっぷり書ける。
当初は私がブームの火付け役であるヒロシに取材するという話もあったのだが、アチラが拒否してきた(-_-;)。ちょっと残念。その代わり、自分の体験談を十分に盛り込める。
しかもしかも、締め切りまで1カ月もあるのだ(その分、校閲も厳しい。)。これも破格だなあ。週刊誌だったら2日ぐらいで書かないといけないかと思ってしまった。読み物記事はサイクルが違うらしい。
こちらは今週発行、つまり17日(木)のはずだ。皆さん、乞う、ご期待。
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