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森と林業と田舎の本

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2020/12/03

森のようちえんの焚き火力

森のようちえんにお邪魔した。

私は遠くからそっと見守るというか、眺めているつもりだったのだが、気づいたら子どもらとぐでんぐでんにと遊んでいた……。
思えば20年ぐらい前には私も娘とぐだぐだと遊んでいたのであった。保育園に迎えに行くと、ドトドと子どもらが集まってきて組んずほぐれつ格闘していた。それがフラッシュバックする。トラウマ 今と違うのは体力だな。昔は1時間ぐらい続けても平気だったが、もはや何分持つか。
コロナ禍も考えたら、濃厚接触はマズかったかなあ。まあ、森林療法で免疫力が高まっていたということで。。。

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森のようちえんを一応説明しておくと、屋内施設は使わず野外保育を行う保育活動。主に森というか、自然の中に未就学児童を連れ出して彼らの好きなように過ごさせる。保育スタッフや保護者も交えるが、なるべく、というかほとんど手も口も出さない。危険な行為も、ギリギリまでやらせておく。だからケンカもあれば、転んだり滑ったり、木から落ちたり……。それも、子どもたち自ら経験でルールを決めたり,何をどこまでやってよいのか学んでいくのだという。

で、こんなシーンもあった。

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自分たちで焚き火。ちゃんと燃えるものを集めてきて、マッチで火をつける。大人としては、つい口を出したくなる。「焚き火っちゅーうのはなあ、こうして薪をくべていくんやでえ」。誰も聞いていない(泣)。やっぱり「お口にチャック」なのであった。。。

それでも火は燃え上がり、サツマイモを放り込んで焼き芋にする。想像以上に子どもたちの焚き火力は高い。

森のようちえんの運営者は、「最初は野外保育をやりたくて始めたのだけど、子どもらと一緒に森について学んでいくうちに、日本の森の現状や林業にも興味を持つようになりました」。

私は日本の林業には絶望してしまった結果、これを建て直すには根本の教育からやり直さないといけないのではないか、と思いかけている。そしてそれは、子ども心に焼き付けねば身につかないのではないか、と。

正反対の立場から、同じ所に行き着く。

 

 

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