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森と林業と田舎の本

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2021/01/18

銀杏の運び屋は誰?

大阪城公園を訪れた。久しぶりの大阪。生駒にいると、さほど緊張感はないのだが、緊急事態宣言の出ている大阪である。なんか鬼の瘴気が満ちている……、いやコロナウイルスが蔓延している気配がするではないか。

もちろん厳戒体制下であるから、徹底的な防護を試み、家から公園まで、すれ違う人は別として2メートル以内に他人を近づけることはしない。私もマスクどころか一口も声を発しない。電車の中では息をしない。(嘘)

公園内は意外や想像より人は多かったが、さすがに広いから接近する人もいない。ホッとして気持ちとマスクを緩めて歩ける。

それでも道を歩くのは危険だ。先に歩いた人が吐き出したコロナウイルス入り息が漂っているかもしれないではないか。そこで森の中を選んで歩く。樹間なら、さすがにコロナウイルスも浮遊していないだろう……。

とまあ、そんな心持ちで進むと、そんな木の根っこに妙なものを見つけた。

Dsc05759

この白い粒はなんだ。

Dsc05758

拡大すると、こんな具合。どうやら銀杏(ギンナン)の実であった。臭い皮は剥けて、芯の部分。大量にあるところを見ると、偶然に落ちたのではないだろう。イチョウは、周辺道路に街路樹としてたくさんある。そこから銀杏を集めたのは……臭いあの実を食べたのは誰だ。人間は、臭い種皮は食べられずに、その中の硬果を食うのだが、ここにあるのは種皮を食べて肝心の硬果を残している。こんなことをするのは何者か。

しかもたくさん食べたのか。あの臭い実を。そして、ここに吐き出した?

ただし臭いのは種皮の部分で、ここには酪酸が含まれるから排泄物系の臭いだ。まさに瘴気。しかも触るとカブれる。これを食べられるのは、やはり鬼、じゃない特別な消化器系がいる。

たとえはタヌキやクマは種皮ごと銀杏を食べてしまうそうだ。アライグマも食べるという。鳥はどうだろうか。ヒヨドリが食べたという報告はある。果たして、大阪城公園のケースはなんだろうか。溜め糞のようでもあるので、タヌキやアライグマの可能性もあるかもしれない。

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ついでに、こんな鳥の羽も、周辺に落ちていた。結構大きな羽だ。カラスかもしれない。カラスが銀杏を食べるとは思えない。むしろ、これが落ちているというのは、ネコにでも襲われたのかもしれない。

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コメント

私も数年前某大学構内でこれを見つけました。ほほう、これはすっかり処理までしてあってありがたい。友人と、小人の仕業かしら、などとホクホクしながらいただいて帰り、割ってみたら全てしいな。がっかりしました。後にこの大学の先生に「ギンナンが処理済みでまとまって落ちていたんだけど中身が入っていませんでした。」と言ったら「大学のせいだっていうのか?!」と叱られました。友人と「へえ、あの先生意外に大学愛があったのね。」と噂したものです。
ちなみに以前知人の経営する牧場でレジ袋いっぱいのギンナンを収穫し、木の根元において別なところへ行って戻ったら、あの臭い状態で牛たちが食べまくっていました。牛乳が臭くなったかも。

処理してあって……て、種皮を剥いた状態のこと?
これを喜ぶなんて(笑)。
いっそウシに食べさせて、その糞を洗い出せば種皮の剥けた銀杏が集められたかも。しかしサルは食べないというし、臭いに反応する動物ばかりじゃないんだな。

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