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森と林業の本

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2021/01/31

セイロンベンケイソウの花

我が家にあるカクタス(多肉植物)の一つが、急に背丈を伸ばしたかと思うと蕾をつけた。
長く葉だけだったのに、冬になってから背丈が1メートル近くまでぐいぐいとのばしたかと思うと、梢の先が膨らんできたのだ。

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これ、セイロンベンケイ(ソウ)と言うが、セイロン(スリランカ)よりアフリカのマダガスカル島の原産らしい。熱帯・亜熱帯地方で育つ。もっとも、私が初めて目にして採取したのは小笠原諸島の母島。

なぜか野に群生していて、「ハカラメ」という名で呼ばれていた。葉から芽、の意味で、葉を地面に置いておくと葉の鋸歯から芽がざわざわと生えてくる。小笠原諸島にとっては外来種なんだろうが、暖かいので冬も枯れることなく自生してしまっている。
しかし、全部葉からの芽だとすると、それは無性生殖、つまりクローンということになるから、まったく同じ個体ということになる。いや、もしかして日本にあるセイロンベンケイソウの多くが同じ個体から増やしたものかもしれない。これでは種子は稔らないか。

私も、代々葉から出る芽を分岐させて栽培をし続けているが、滅多に花は咲かないのに、今回ばかりは何か理由で目覚めたのか。

ちなみに咲くと、こんな花らしい。

1000282651_1000017966_1499650992(ネットよりパクリ)

ホタルブクロみたいでかわいらしい。熱帯性植物だけど、短日性なので日が見字刈るなると花が咲くらしい。つまり日本では冬ということか。寒さに弱いから、室内でいけないといけないが。

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