薪のお値段いろいろ
生駒山にある森林公園で見かけた掲示物。
「薪の販売はじめました」とあり、各種の価格が示されている。
一束500円。クォーターとあるのは量り売りだが、キロ55円。丸太のタンコロだとキロ40円。
コナラの丸太の重さがピンとこないが、結構比重は重いはず。太い丸太なら10キロぐらいは行くだろう。長さにもよるけど。それに、配達抜きで自分で持って帰るのが条件だから、まあ、お安い方だろう。と言うのも、この森林公園ではナラ枯れが発生しており、そのためにコナラが多く伐採されている。それを薪にしているのだから一石二鳥である。公園の運営は指定管理者だから、商売もできるようだ。
ちなみにホームセンターで売っているコナラなど広葉樹の薪は一束800円ぐらいはゆうにする。以前紹介したアカシア?の薪で600円前後。そして今日たまたま見かけたのは、スギの薪か。一束と同じ量かどうか怪しいが、建築端材だろう。これが680円。
ただ、数年前は、コナラやクヌギでも500円しなかった。随分値段が上がっている。
ところが、ネットでこんなすごい価格のスギのタンコロを見てしまった。
お値段は、ぜひリンク先に行ってみてほしいが、直径40~45センチ、高さ30センチだから薪にしたら2束ぐらいになる?しかし、送料別でこの価格は (゚o゚;) 。。。しかもけ未乾燥。
でも、買う人がいるのだろうなあ。使い道にもよるが、どうしても必要だと。そして身の回りでは手に入らないと。ここが扱う薪の値段を見たが、ナラの乾燥薪で1000円以上する。売れるのなら売ってください(^o^)。ダンピング合戦など馬鹿らしいから。
ちなみに薪clubって会社の親会社は、鳥取県智頭町の石谷林業である。あの、400年生の慶長杉の並ぶ山主だ。薪を売って稼いで、文化財級のスギを守ると思えばよいかもしれない。
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