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森と林業の本

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2021/02/25

蚊の季節

今冬は、やはり暖冬のようである。年末年始は大雪が降って、また最近も北日本は大寒波と大雪に襲われているようだが、均してみると暖かい日の方が多いように感じる。大雪と暖冬という振れ幅の広さが「気候変動」なのだろうが……。

私の仕事部屋に面したベランダにはバケツが置いてあって、そこに雨水が溜まるようにしている。その水で植木鉢(今は室内に移しているけど)に水やりをする。これも循環型システムとゆーもんだ。

ところが、そのバケツを覗き込むと……。

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わかるだろうか。ボウフラが多数いるではないか。

20210224_090649

拡大版。しかも、よく動き、元気なのだ。いくらなんでも2月だよ。冬だよ、一応。今日は暖かいが昨日は結構冷えた。いや、ほんの数日前は氷が張っていたのだ。それでも、底で生き延びたか。水も、それなりに冷たい。しかし卵を産みつける成虫の蚊がいて、卵はボウフラに孵り……このままでは成虫になって飛ぶかもしれない。

水量をぐっと減らして、より冷えるようにしてやった。もう一度氷が張るような天候希望。

そういや、私はYahoo!ニュースに「……秋こそ蚊の季節だった」という記事を2年前に書いていた。蚊は意外と猛暑に弱く、秋の虫になりつつあることを記したのだが、このまま暖冬が続く(というより温暖化が激化する)と、冬の間に産卵-孵化、そして羽化して飛び回り春の虫になるかも。結局、蚊の活動期間は春秋となって長引くんじゃないか。ヤバいぞ。

こんなところに気候変動を感じたのであった。

 

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