砂防工事とイノシシ
この写真は、私の住む住宅街の隣接地。急傾斜で結構な谷間だったのだが、そこに砂防ダムをつくることになって、1年近く工事が続いている。これは、そのダムの管理道。住宅のすぐ側に渓流があることは、ちょっと自慢だったのだが、もはや姿を消してしまった。
それは仕方ないとしても……こっそり侵入して歩いてみると。
いたるところに、こんな足跡が。イノシシが出没しているんだねえ。イノシシにとっては生息場所を破壊されたことになるはずだが、同時に街に出やすくなったのかもしれない。イノシシは適応力があるから、人が手を入れた土地でも住み続けるだろう。そのうちゴミ集積場が荒らされないか心配だな。
谷にはちょっとした湿原もあるのだが、そこはイノシシの足跡とぬた場と化していた。かなりの頭数がいるなあ。今後、市街地へのイノシシの出没は増えるか減るか。
« 期待できる?国産材輸出の新鋭「木炭」 | トップページ | 自然公園法改正案で動物に「餌やり禁止」項目 »
「生駒山中・身近な自然」カテゴリの記事
- 残暑のオギin平城宮跡(2024.09.11)
- 切り株の上の…純林?(2024.09.07)
- 睡蓮にバッタ(2024.09.04)
- 台風一過?我が家の稔り(2024.08.31)
- 台風の目かドングリ発芽か(2024.08.28)
「ナラシカ・動物・獣害」カテゴリの記事
- 「恐怖の生態学」覚書(2024.08.01)
- 野生生物を守るのは「やさしさ」?「かわいさ」?(2024.07.30)
- 謎のハイブリッドグマ(2024.06.23)
- Wedgeに「都会にも増えるクマの出没……」を書いた裏事情(2024.05.14)
- そうだ、奈良行こう!!!(2024.05.05)
コメント