無料ブログはココログ

森と林業と田舎の本

« フォレストジャーナルに「香り資源」記事 | トップページ | 期待できる?国産材輸出の新鋭「木炭」 »

2021/02/17

窯業「試験場」

滋賀県立信楽窯業試験場に行った。

と言っても、この試験場に用事があったわけではなく、待ち合わせの場所として選ばれただけなのだが。

Dsc06974古い看板が飾られている

ここで私がふと感じたのは、「試験場」という用語がまだ使われていること。

昔は、公的な研究機関は、みんな「試験場」ではなかったか。林業試験場、農業試験場、果樹試験場、畜産試験場……。多くが設立された戦前期は、あまり「研究」という言葉がポピュラーではなく、何かを調べたり開発したりするのは、「試験するところ」という感覚だったのかもしれない。

それでも昭和40年代、50年代までは引き続いて普通に使われていたような気がする。それが組織改革の時期と相まって、次々と名称を変えて行った。研究所、研究センター、開発センター、技術センターなどなど。国の林業試験場も、森林総合研究所だしね。今も「試験場」が確実に残っているのは、運転免許試験場くらい?

滋賀県では、窯業に試験場という名を残しているのが古式ゆかしい(笑)。もっとも正確な名称は、今は滋賀県工業技術総合センターの信楽窯業技術試験場となっているそうだが。ちなみに、朝ドラ「スカーレット」にも登場して、ロケにも使われたとか。たしかに、そんな昭和な施設が並んでいた(笑)。

Dsc06970

前庭には、不思議な造形物が……。

Dsc06972 Dsc06973

タヌキの化け損ない?トウモロコシに化けようとしたのか、レンガ塀のつもりでいたらツタが巻きついたのか。

なお名前については「窯業だから試験場でよかった」と教わった。「農業試験場なら略してノウシ、林業試験場はリンシになって縁起でもないけど、窯業試験場ならヨウシ。これならイメージ悪くない」そうである。養子と連想すればいいか。脳死とか臨死よりいいわな(^^;)。

そういや東京・目黒には「林試の森公園」という森林公園があるが、これは元国立林業試験場の跡地につくられた。しかし耳にすると、リンシの森、臨死の森と連想するのである……。なんかホラー映画のタイトルぽい。。。

 

« フォレストジャーナルに「香り資源」記事 | トップページ | 期待できる?国産材輸出の新鋭「木炭」 »

森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« フォレストジャーナルに「香り資源」記事 | トップページ | 期待できる?国産材輸出の新鋭「木炭」 »

December 2021
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

森と筆者の関連リンク先