ネコの鳴き声の秘密
昨日は「ネコの日」だったんだそうな。おかげでSNS上がネコの話題にあふれ返っていたようだが……。
あえて?遅れて記すのだが、NHKのEテレ「地球ドラマチック」(土曜日 午後7時)という番組がある。そこで20日に「不思議いっぱい!ネコの秘密」がやってきた。
単なるネコのかわいい様子を紹介する馬鹿番組(⌒ー⌒)とは違って、科学的に取り上げるというので見たのだが、なかなか味わい深かった。とくに、なぜネコが人間に馴れるようになったか、いや人間がネコになつくのか……という、今私がもっとも気にかけている話題を取り上げていた。
それによると、ネコの鳴き声は、人間の赤ちゃんの泣き声と同じなのだそうだ。と言っても、聞けば違いはあるのだが、多分音の根源の部分に共通点があるのではないか。それは超音波的なものなのか、メロディやリズムなのか、明確な説明はなかったのだが……。
いずれにしてもネコは人間に対して、ほかの動物にはない刺激を与え、それが人間の本能に触れてネコにメロメロにする、らしい。これって、もしかしてカッコウの托卵みたいなもの? 人間の心を操り、身の安全を確保するとともに人間を奴隷にして貢がせる……(笑)。時には人間に子育てまでさせるのだから、托猫かも。
ちなみに再放送が、28日25時よりある。
おまけ。同じ「地球ドラマチック」で21日に「ネアンデルタール人 真の姿に迫る!」も見たが、ここでネアンデルタール人は洞窟の奥深く(300メードルぐらい奥)までもぐって(そんなに大きくなく、進むには狭い部分も通り抜ける)、そこにストーンサークルみたいな場所をつくっていたそうだ。そして灯用だろう、炉もいくつか設けていた。人骨のタイマツまであった。骨は煙が少なく長時間燃えるのだ。
これで、人類最初のケービングは3万年以上も前であることが確定した(^^;)。これは実利を求めて新天地に旅をするのと違って、純粋な冒険心の始まりだろう。原生人類より前に冒険家はいたたのだなあ。
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