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森と林業の本

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2021/03/14

謎の皆伐地&謎の美術館

近鉄大阪線に、榊原温泉口という駅がある。位置は三重県津市に当たるが、そこで下りたら駅前に、こんな景色が見えた。

1_20210314162101

丘の麓がガッツリと伐採されているが、これは何を意味しているのだろうか。

拡大したのがこれ。

2_20210314162101

残された上部の森は人工林だが、どうやら伐ったのは広葉樹、いわゆる雑木林のようだ。何のために伐ったのかね。麓の周辺は農地で、人家はない。あえて言えば農地の日当たりをよくするため? 雑木がヒノキ(しかも斜面上部)の生長に影響するとも思えないし……。しかし一部に竹だけ残している。竹を残すと、その後竹林になってしまうのではないか。それに、これだけの面積を皆伐するのは結構な手間だし、コストもかかったと思うんだけどね。

でも、すそ野をすっきりさせたらシカやイノシシが出にくくなる効果はあるかもしれない。

ところで、駅名は榊原温泉口というものの、近隣に榊原温泉が見当たらないのはどうしたことか。そこで地図を覗いたら、かなり遠く、10キロ近く離れていることがわかった。タクシーも停まっていなかった。こりゃ、電車できた人にとっては温泉旅館の迎えの車でもないと行きようがない。

ただ、別の名所があるんだよ。

Dsc07200

ループル彫刻美術館。これはすごいですよ。ミロのビーナスもサモトラケのニケも。さらに自由の女神原像もツタンカーメンの黄金マスクもロゼッタストーンも。名品ぞろい。どれも偽物じゃない! オススメです(^o^)。

 

 

 

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