巨木の樹形~天狗杉
奈良県山添村には,、神野山(こうのやま)という山ががあるのだが、その山頂近くにあるのが神野寺。
そこに巨木があると聞いて見に行った。どうしても巨木という言葉に弱い(^o^)。
それは寺の裏手にあった。
なるほど。デカい。樹高約20メートル。胸高幹周り426センチ(とあるが、約30年前の計測なので、現在は数センチ太っているのではなかろうか)、樹齢はざっと300年近くか。
正直、大きさから言えば、さほどではない。ただ地上2メートル当たりで3本に分かれていて、それぞれが伸びている樹形が気に入った。なんだかスマートでありながら力強い。巨木は大きさだけでなく、見た目、つまり樹形がよくないと感動しない。太くて真っ直ぐな幹が長く伸びていても、それは林業的な目で銘木だと思うだけで、巨木鑑賞の点からはイマイチなのである。
そして名は天狗杉。この当たりには天狗伝説があって、伊賀の天狗とケンカした話も伝わる。
……ちなみに、この天狗杉は2代目とのことである。先代が近くにあったのだが、枯れたのでこちらが2代目襲名(笑)。そういう逸話もなんか楽しい。
なお、近くに天狗岩もある。
こちらは星空のアルタイルと相関しているという伝説……というか、ようするに最近つくられたお話がある。意外とそういうのは多い。生駒山に連なる大阪府枚方市~交野市には地上の石と北斗七星を相関させた七夕伝説があるのだが、それも昭和に入ってつくられたのだとか……。閑話でした。
« 竹林が枯れる理由は何? | トップページ | 林業経済学会シンポ~帝国日本が台湾で行った森林政策 »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 落合信彦が亡くなった(2026.02.02)
- 森をつくるコーヒー、森を破壊するコーヒー(2026.02.01)
- 日本最古の街路樹(2026.01.27)
- 「選挙」より「マーケット」(2026.01.24)































コメント