無料ブログはココログ

森と林業と田舎の本

« 住宅寿命が伸びれば木材需要は……? | トップページ | 山火事を通報 »

2021/04/01

透明な木材?

妙な記事を見つけた。「ガラスの代わりになる。米国で研究が進む「透明な木材」とは」である。

翻訳記事のようで、イマイチわかりにくいのだが、ようするに木材を透明にする技術ということらしい。なんだかガラスをつくるには莫大なエネルギーが必要で、気候変動に影響を与えるから、ガラスの代わりに木材を透明に……といった展開なのだが、いよいよわからん(^^;)。

ともかく木材を透明にする技術があるというなら面白い。しかし、その方法が要領を得なくて謎。

「過酸化水素を塗り、UVライトを当てるという今回の新たな生産方法」といった言葉も出てくるが、なぜそれで透明になるのか。あげくに人工培養木材の話も出てきて????状態。

参照サイトも渡り歩いて、ようやく「化学物質を使用してリグニンを選択的に除去」という説明に行き当たる。リグニンを除けば、多少は光を通すかもしれない。しかしセルロース・ヘミセルロースだけにしたとしても、それでは紙と変わらんので、透明とは言い難いだろう。どうもセルロースの配列を変えて光を透過しやすくするみたいだが……。

隔靴掻痒の説明だ。

誰か、わかる人いますか? 本当に木材が透明になったとしてもガラスのように完全に向こう側が見えるのかすりガラス程度なのか。強度はどうなるのか、わからんことだらけ。

 

そんなときに、「福島の鉄道林間伐材から生まれた「バイオプラスチック」のタンブラー」という記事を発見。ここの写真で、透明なタンブラーが載せてある。これはたしかに透明だ。こちらは木材のプラスチック化だから原理は違うがわかりやすい。土に還るプラスチックという点でもいい。

さて、透明な木材は、本当に実用化するのかなあ。

 

 

« 住宅寿命が伸びれば木材需要は……? | トップページ | 山火事を通報 »

木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

「transparent wood」 で検索しました。
https://youtu.be/x1H-323d838

見ました。十分聞き取れなかった(^^;)。でも、映像を見ているだけでも、透明になる過程はわかりました。まあ、すりガラスぐらいでしょうが、光を通すのは間違いなさそうですね。
ありがとうございました。

いつも楽しく拝見させて頂いております。
この記事を拝見した後、たまたま、溜まっているメルマガを読んでいたところ、日本分析化学専門学校様が発行している"くるくる♪週刊化学マガジン"というメルマガの記事を見ていたら、「透けてマル見え!スケルトン技術!」というお題の記事がありました。バックナンバーが無さそうなので、内容をお伝えしていいのかどうかわからないのですが、いろいろな透明化の中に木材の話もあって、リグニンを除いた後、セ
ルロースの中にアクリル樹脂を注入すると、木材の構造を維持したままで、85%の透過率を実現することが出来たとありました(曇りガラスのレベルらしいです)。内容はほんの少しの概要レベルなので、詳しくはわからないのですが、元ネタは、スウェーデン王立工科大学のグループが開発したものらしいです。メルマガは2016年に配信されたものなので、それ以前に開発されたものがあったということではないでしょか?私は化学系のものではないので、真偽のほどはわかりませんが、たまたま見かけたので投稿してみました。何かの参考になれば幸いです。

ありがとうございます。なるほどセルロースにアクリル樹脂を注入ですか。それなら強度は保てそうですね。また繊維の方向を一定にして透過率が上がるかもしれません。今回の記事の方法と一緒かどうかわかりませんが……。
いろいろ方法はあるのかな。

もしかして日本語の紹介ページがあるかもと思って検索したら下記が出てきました。
<a href="https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/04/news080.html
" target="_blank">ガラスの代わりに「透明な木材」 窓やソーラーパネルに活用</a>
ご参考まで

ありがとうございます。この写真だと、かなりの透過性ですね。
ソーラーパネルにも使えるというのは?だけど。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 住宅寿命が伸びれば木材需要は……? | トップページ | 山火事を通報 »

November 2021
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

森と筆者の関連リンク先