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森と林業と田舎の本

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2021/05/07

蔦屋書店の『鹿と日本人』

奈良にも蔦屋書店ができた。いや、以前からTSUTAYAはあるが、大型店がコンベンションセンターに付設してオープンしたのである。

まあ、デカい。広さだけなら奈良県内で一番かもしれない。本の数はそうでもないが……。ただ品揃えが特徴的で配置も独特。だから、たまに面白い本を見つけることもある。それが目当てで、ぶらぶら見て歩くための書店。最初から何かの本を探そうと思っている時は、行かない(笑)。そんな時はジュンク堂書店でしょ。

今回、郷土本コーナーを眺めていると、目に入ったのが『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』。

Photo_20210507155001

もちろん拙著だが、実はここに並んでいることは珍しい。『鹿と日本人』は、奈良のシカを通して、日本の野生動物と人とのつきあい方を歴史的に俯瞰しようという魂胆であった。ある意味、奈良のシカ・ナラシカと奈良人の関係は、人類の見本となり得る( ̄^ ̄)。
その一環で最近の獣害問題も扱っていて、『獣害列島』の先駆的な面もある。ただ本の表紙や帯には奈良のシカを扱っているとは一言も触れていないのである。

それは版元の戦略でもあり、奈良のシカに焦点が当たるとローカルな内容になって全国で売れない、と睨んだからなのだが……そのためか、動物・生物コーナーに置かれることが多い。奈良本コーナー(というのがあるのだ)にはなかなか置かれない。これって、痛し痒し。

なぜって、奈良のシカファンも全国に多いのだよ。奈良の人もしくは奈良ファンはなんだかんだと言って奈良のシカには興味を持っているわけだが、その人たちにこの本は気づいてもらえない。奈良の歴史、奈良の雰囲気が好きな人は相当するいるし、その中には奈良のシカへも興味を持つ人が少なからずいる。次の段階、ナラシカからシカという動物、さらに(ペットでない)野生動物全般に興味を広げてもらう作戦が発動されていない。。。

ところがこの蔦屋書店。見てくださいよ。郷土本の棚の中に二ヶ所も『鹿と日本人』の平積みがあるのだぜ(⌒ー⌒)。

これは、さすがに初めて経験。そんなにオシてくれるなんて(感涙)。ま、単に棚の空きを埋めるためかもしれないが。

 

なお、蔦屋書店である。本ではなくグッズコーナーも充実。そして奈良のお土産として、こんな棚もある。

Photo_20210507160201

奈良の木工品コーナーである。ワッパなどもあるが、やはり注目は下の段の割り箸だ。なかには、3膳で550円(税込み)という高値も……これって磐城高箸の「希望のかけ箸」と同じ(^o^)だ。強気だなあ。売れるのか。

 

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書評・番組評・反響」カテゴリの記事

コメント

https://garden-vision.net/flower/nagyo/polygonatum.html
 アマドコロかも?生駒山では比較的、多く見ることがあります。   田中さんのブログが好きです。

えっと、コメント付ける先を間違えておられると思いますが……ありがとうございます(笑)。
いくつか候補が上がりましたが、アマドコロが一番近いな、と思っています。

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