『かがり火』の森林ファクトフルネス
雑誌『かがり火』にインタビューを受けた。(といっても、昨今事情によりZoomによるのだが。)
この雑誌は、ヒューマンネットワークマガジンと掲げているが、地域づくり的なネタを扱っていると言ってよいだろう。購読者も、地方などの行政担当者が多いと聞く。相関は1987年で、編集人は内山節さんだった。今回は198号。ただ200号を持って休刊するそうだから、あと3号となった。別に経営危機からてはなく、発行人(菅原歓一さん)が高齢で、後継者がいないかららしい。
ちょっと私が登場する記事を紹介したいと思うのは、その冒頭で「森林ファクトフルネス」として森林林業に関するデータの真偽を問うているからである。7つの質問に対して3択で応えるわけだが、さて本ブログの読者はどれだけ正解するだろうか。若干あいまいな設問もあるが、挑戦してほしい。
インタビューは、この後ページにわたって掲載されている。内容は、もちろん『絶望の林業』に則したことだ。
紙の雑誌受難の時代だが、媒体がなくなっていくのは、やはり書き手にとって残念なことである。その分、ネットが興隆しているとはいえ、どこか違うのだ。私自身も文章の書き方を変えるし、また読者層も違いがあると感じる。同じ人でも、紙の記事とネットの記事は読み方が変わるのだろう。
ともあれ、連休を持て余している人は、お試しあれ。
なお、この雑誌はなかなか書店では手に入らない。一応、連絡先を記しておく。
◆『かがり火』編集部メール kagaribi@ruby.famille.ne.jp
◆『かがり火』編集部FAX 03-5276-1050
メール、FAXとも、お名前のほか、ご住所、お電話番号、メールアドレス、開始号をご記入ください。
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