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森と林業と田舎の本

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2021/05/21

先んじられた?木造人工衛星

今年1月に木造人工衛星がめざすものという記事を書いた。

ようするに京大と住友林業が一辺10センチほどの小型人工衛星を木でつくり、2023年に打ち上げるというものである。

ところがフィンランドの企業が、年内に木造人工衛星の打ち上げを発表した。計画の責任者は「年内にニュージーランドからこの衛星を打ち上げる予定だ」と述べた。もちろん、世界初となる。日本は抜かれたのである。

目的は、日本の場合は、宇宙環境における木材の物性に関する研究、宇宙環境における樹木の育成に関する研究などを掲げている。
一方でフィンランドの方は、宇宙空間で、木材の適性を検証するのが目的という。こちらの衛星は10センチの立方体だというから、日本の計画したものと似ているが、合板でできているという。

フィンランドの方が具体的で実利的。真空で、宇宙線の飛び交っている空間に耐える合板を製造するつもりのなのだろうか。

いずれにしろ、このところ日本は常に抜かれるねえ。。。しかもし2年も早くとは、どう考えても計画はフィンランドの方が先にあったのではないか。抜かれたというより日本の物真似と言われかねない。

Photo_20210521164501

ところで、私はニュージーランドに宇宙空間にロケット打ち上げ基地があったことを初めて知った。実は別の記事で、北海道大樹町が、ロケット発射場などを整備する「北海道スペースポート(宇宙港)」構想を掲げて、町の委託で関連施設の管理運営などを担う新会社「SPACE COTAN(スペースコタン)」を設立したというニュースもあった。2025年度までにロケット打ち上げ場2カ所の完成を目指すとか。

こちらも抜かれているみたいだが(^^;)、それでも打ち上げ基地というビジネスを模索しているのは面白い。ロケット自体は、あまりに先端技術すぎて誰でも参入できるものではないが、地理的条件が適しているのであれば、宇宙港を建設するというのは地域起こし的には目のつけどころがいいかも。今後、絶対に需要があるのだから。

 

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