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森と林業と田舎の本

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2021/06/10

Y!ニュース「ウッドショックの価格は安すぎる!…」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「ウッドショックの価格は安すぎる!木材価格を決めるのは何か」を執筆しました。

私の中では、ウッドショックのニュースは3月に終わっていたのだけど、結局は5月に入ってからYahoo!ニュースに書いて、すると別の所からも書いてくれと言われ、あげくはテレビやラジオに出てしゃべり、もういいよ……と思っていたのに、また書いてしまった(笑)。

今回は、一般紙などがあまりにも「木材が高くなった高くなった」と連呼するので、これぐらいで高いと言うな、という気持ちから。

まあ、役物・銘木と一般木材の価格を並べて紹介するのは業界的にはタブーなんだろうけど、一般人は区別せずに「木材」としか思わないだろうから、あえて何が価格差を生み出すかという点を示したかった。むしろ役物と一般材を別物とする発想こそ、業界の垢、つまりダメダメな固定観念なんだろう。その垢を落とさない限り、世間は見えない。

それにしても、意外と役物のいい写真がない。もっと、ちゃんと撮っていればよかった。せっかくだから、もう一枚用意した写真を。

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コメント

ウッドショックで原木が高くなったと言いますが、少し値を戻した程度で、まだまだ山元への適正な利益の還元には至りません。30年程前には、桧の平均単価は手取りで軽く5万円を超えてました。今は高いと言っても手取りで2万円いかないでしょう。しかも、高くなったモノは柱口・土台が中心で、桧の中目や杉原木に関しては、つられてほんの少し高くなった程度です。相変わらず大先輩達が費用をかけた立木の収穫だけをすると言う、なさけない林業を恥ずかしく思います。

まず木材の供給は全力でやるべきです。さもないと国産材の供給能力が疑われて信用なくしますからね。そうですね。

でも、価格はもっと値上げすればいいんですよ。40年前とおなじぐらいに。いつも「国産材は高い」と信じている人が多いんだから、、文句でません(笑)。

当地域では、間もなく桧柱口が40,000円/m3なる勢いです。山元や素材生産業者にとって適正な相場に近づいています。それ今だ!とばかりに皆伐する業者も増えていますが、獣害や保育経費を考えると再造林は難しいでしょう。やはり、後に続く者達の事業量の確保や植えた木を最後の一本まで大事に使う事を考えれば、世間に惑わされず、粛々と安全作業を行う事が今すべき事だと考えています。
まあ…相場が良いので出荷量はしっかりと増やしますが…(笑)

ぜひ、高値の木材で儲けてほしいのですが、問題はその利益が少しも山元に還元されないことですね。しっかり山に返して、次世代の森づくりに活かしてほしいと思います。

利益の還元はしっかりと行っていますが、30年程前の還元額には及びません。
しかしこの好相場が続くのであれば、補助金が無くても林業経営が成り立つ可能性が高くなります。頑張ります。

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