森林林業白書R2の読みどころは「逆転人生」!
森林林業白書令和2年度版が発行された。
毎年白書を読んで、荒探し、もとい、読みどころ、つまり重要な論点を探すのだが、それも飽きてきた。もう、それほどの林業に対する熱意もなく……とはいえ勉強のためにもおいおいやるとして、今年に関しては、一発で指摘できる読みどころがある。
それは、コラム。
林業用トラックの開発について紹介されている。この点については以下の記事を。
実は、この白書の原稿は、記事の試乗披露会の際にはできていてゲラを見せていただいていた。とりあえず注目はされているみたいだ。短いので詳しい事情については私の記事の方を読んでいただいた方がわかると思うが、なかなかドラマチックな展開の上に完成したのだ。
新型トラックが旧型より(悪路走行では)性能が劣るところから始まり、それが林業界を苦しめて廃業の危機も起きたこと。そこから自動車メーカーの意地を見せて開発に取り組んだこと……なかなか感動的だろう。
この話、NHKの『逆転人生』で採用してくれないかなあ、と思っているv(^0^)。最近、この番組はネタ切れの気配があるから提案したら飛びつきそうに思うのだけど。誰か、関係者知らない?
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