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森と林業の本

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2021/07/30

原生林に林業の痕跡

実は昨日から某所に行っていた。「近畿の屋根」とか「近畿の秘境」と呼ばれる山だ。

そこは手つかずの原生林が自慢であるのだが……。

Dsc08485

トンネル発見。森林鉄道用と思われる。ただし奥は行き止まりで未通。完成はしなかったよう。

この山の歴史をひもとけば、戦前・戦後と大規模な伐採を行っている。これもその名残というか遺跡か。
森林鉄道のような大物ではなくても、小さな小屋とか、索道とか、切り株とか、いろいろあると思うのだが。

人生未踏の地を歩くのも面白いが、人跡そのものを探索するのも面白い。古代遺跡ではなくて、近代以降の痕跡。なかでも林業の残した爪痕を探って歩けないか。「日本全国林業の爪痕巡り」なんて企画で各地を歩かせてくれないかなあ。

 

 

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