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森と林業と田舎の本

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2021/08/02

侮るなかれ、樹皮の力

これ、大台ヶ原の西大台で見かけた樹木。

Dsc08628

見た通り、幹に穴が空いて空洞化……というより2中をくり抜かれたかのような状態。わずかに残された樹皮で木は立っているように見えるが……実は、この木、枯れていない。写真ではわかりにくいが上の方には枝があって葉もつけている。弱々しいがかろうじて生きているのだ。

どんな事態が起きたのかわからない。シカに樹皮をはがれて、そこから腐りが入ったのかもしれない。しかし幹の周りの樹皮を全部はがれなかったからかろうじて生き残ったか……?

せっかくだからもう1枚。

Dsc08626

こちらは有名な木。ミズナラの巨木なのだが、根回りが膨らんでいる。その形がカボチャぽいので通称「カボチャの木」と呼ばれている。大台ヶ原のシンボル的な存在だ。ちなみに周囲は柵があり、侵入禁止。どうやら、この木に登って騒いだおバカさんがいるらしい。

ただ、なぜ根回りが膨らんだのかわからない。もしかして、樹皮に傷がつけられ、枝葉で合成された有機物が樹皮の導管を下りてくる際に、ここでつっかえたのかな、とか想像する。ただし、深い傷ではなかったので、かろうじて残った導管の一部で有機物は根まで下りて枯れずに済んだ。そのうち太く育って、導管も復活した……なんてのは、まったくの推測である(笑)。

ともあれ、樹皮の役割とその力について考えてしまったのであった。

 

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