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森と林業の本

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2021/10/03

奈良の古墳バナナ

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写真は、ボルネオのジャングルの一角で、10年ほど前に撮ったものだ……。

なんて書いたら、わりと信じられるかもしれない。実は奈良の一角だ。それも古墳のそば。仁徳天皇皇后の御陵ということになっているヒシアゲ古墳の濠の周辺。仁徳天皇陵は大坂の堺市にあるのに、なぜか皇后は奈良なんだね。でも全長219m、後円部径124m、後円部高さ16.2m、前方部幅145m、前方部高さ13.6mという堂々たる前方後円墳だ。

ま、そんなことはどうでもいいのだが、そこにバナナが繁っていた。誰が植えたのか、もはや野生化している。なかなかの景色ではないか。

バナナそのものは観葉植物としての栽培も盛んで、わりと寒気に強い品種があるらしい。もっとも日本でも古くからバショウと呼ばれてあったのいるか。松尾芭蕉なんてペンネームもあるのだから(^o^)。生駒山にもあって、ちゃんと房が実っていた。意外とたくましい植物のよう。

ちなみに高さは数メートルに育つが、基本的に草である。毎年冬は枯れる。切り倒すと、断面は葉ばかりだ。それでもバナナが生えていると、いきなり熱帯雨林気分になるから、庭にも植えてみたいと思う。生長早いし、庭で探検ごっこができる、かも。

 

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