四校まで行った出版と「森のようちえん」
すでに発行を告知した拙著『虚構の森』。
実は、あの時は再校を終えたので「我が手を離れた~!」とちょっと気分はハイになっていたのだ。後は出版されるのを待つだけ。だいたい、ここまで行くと、私の頭の中から本の内容は消えていく(^^;)。
が、実はその後に三校があった(゚д゚)。軽く目を通すだけのつもりが、つい全面読み直して手を入れる。これで、本当に終わった~。ところが、その後に俗に白焼きと呼ぶ印刷前のゲラでも直しが出たので実質四校に。
だいたい当初は、記事に登場する論文はタイトルだけ紹介してごまかすつもりが、全参考文献を列記しなさいというむごい?指摘を(編集者に)されたので、たまらん。専門書じゃないんだから。書籍文献はいいんだが、インターネット上で見られるものを再び探し出してURLを調べるのは大変なんです(泣)。だいたい、何という言葉で検索したのか忘れている。
結果的に、完全に私の手を離れたのが昨日という……。難産でした、いやまだ生まれていないか。
ようするにテーマが「異論」なので、それに関わる各種論文や私の理解力が試されたわけで。こんな本書くんじゃなかった、と(心の中では)ぶつぶつと。。。雑誌記事なら、間違いが見つかっても放置する(しかない)のだが、書籍となると後を引くからなあ。
ま、発行後「ここがオカシイ」と抗議?ツッコミがきても、「いやあ、それは異論だから」「そりゃ異説には間違いもあるわ」「だって、オレ研究者じゃないもん」という決めゼリフ?で逃げるだよ( ̄^ ̄)。
さて、頭の中はようやく明日からの「森のようちえん全国フォーラムin奈良」に切り換えよう。コロナ禍を乗り越えての開催なのだ。全然準備をしていないから焦る。
私は取材としての参加だが、もしかしたら今後「(森の)教育ジャーナリスト」を名乗るかもしれないし(⌒ー⌒)。
写真は、会場になる曽爾村の曽爾高原。これは初夏の高原だが、今はススキの草原になっているはずだ。そうそう、私は草原ジャーナリストでもあるのだよ。
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