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森と林業と田舎の本

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2022/02/10

はぐれシカの素性は?

たまに市街地にシカが出没して大騒ぎ、というニュースが放映されるが、奈良では通用しない。

奈良公園とその周辺を歩くと、シカを見かけてもたいした感慨もなく、日常の風景となっている。私もすっかり奈良県民だ……。

が、こんなところでも見かけてしまった。

202201112

これは奈良市でも北の端、京都府に非常に近い住宅街。そこを車を走らせていると、目に入ったのであわてて止めて撮影したもの。奈良公園から何キロ離れているだろうか。途中の道のりを考えても、緑地帯があるわけでもなく……。しかも1頭だからはぐれシカのよう。なんで、こんな住宅と住宅の間の空き地まで入ってきたんだろうね。しかも雨が降っているのに。意外と遠出が好きなのである。

奈良のシカは、記録では大阪の御堂筋で見つかったことがある(角きり跡があったので奈良のシカで間違いないとされる)。もっとも、それは終戦直後で、焼け野原だったから今より野生動物が市街地に侵入しやすかったのか。しかし県境の生駒山地のどこを超えたのかは不明だ。当時は食料難で奈良公園でも密猟が行われたというから、逃げ出したのかもしれない。

一方で、近年は外部から奈良公園へ侵入するシカもいるそうだ。奈良公園に入ってしまえば「神の鹿」になれるから。もしかして写真のシカも、京都の山から下りてきた野性シカかもしれない。京都で追われて、奈良に入ればいきなり神鹿だもんなあ。保護されて、鹿せんべいもらえると知っていれば……。

私も紀伊半島のど真ん中で、完全に野生のシカと出会ったことがあるが、悠然と歩いていた。人間を怖いと思っていない。大台ヶ原でも、人に食べ物をねだるシカがいた。結構すれている。

シカは、人馴れしやすいのである。幾度か人と遭遇して危険なことはなかったら、なめてかかるのだよ。

 

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