明治神宮の森の切り株
明治神宮を訪れて目立ったのは、林内にかなりの切り株があったことだ。大規模な?伐採が行われたに違いない。
極めつけは、この切り株。道の真ん中にある大木が伐られたらしい。
なぜ伐られたのか。別に確認したわけではないが、まず理由の一つは虫害だろう。断面をよく観ると虫の穿孔が見つかる。ナラ枯れぽいのもあった。ほかに風倒の恐れありと見られたものもあるのではないか。
明治神宮の森は人が手を入れずに原生状態と言われるが、そんなことはなく、ちゃんと整備されているのである。
で、伐られた木はどうなるか。売店では箸や木のグッズも売られていたが……。
南参道の入り口付近にある「杜のテラス」。これは、神宮内で伐られた木を使って建てたそうだ。施工はオークヴィレッジ。実は、BS11「next company」で共演しました(^^;)。
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重機で吊るし伐ったからでしょうけど、ツルがない平滑な断面に違和感を覚えます...林業に毒され過ぎか…
投稿: 0 | 2022/02/07 08:30
ツルがない方が美しいと思わなきゃ(笑)。
投稿: 田中淳夫 | 2022/02/07 22:46