西本願寺の沓石
京都に行ったのだが、約束の時間までわずかに……10分~15分早い。そんなときに目に入ったのが西本願寺。この境内を歩くだけで時間潰しになるかと参拝した。
と思って入ったのは、西本願寺の隣というか敷地に食い込んだ形で立地する興正寺であった(^^;)。間違うなよ……。この寺、宗派も西本願寺(真宗本願寺派)と微妙に違って真宗興正派。真宗もたくさんに分裂して一体いくつあるんだ。
でも、立派な紅梅を見ることができた。
改めて西本願寺に参拝する。東大寺大仏殿に匹敵するような巨大木造建築である阿弥陀堂、御影堂は国宝であるが、ふと目に入ったのが、柱を支える沓石。
沓石とは、礎石の上に柱を乗せるためにある石なのだが、木製であった。。。
説明書きによると、もともとざくろの木でつくられたという。ただ江戸末期の修復の際に、木製だと傷みやすいからと石に換えたものの、見た目は昔どおりと木で覆ったのだそうだ。そう記されていたら、覗きたくなる。
たしかに隙間から、中の石が見える。それにしてもざくろの木とは、どんな木材なのか。よほど硬いのか……気になるところである。
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