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森と林業と田舎の本

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2022/04/06

九州の盗伐事態は今

宮崎日々新聞に、「悪質業者をリスト化」という短い記事が載った。

ホント短いので丸ごと引用すると、「森林の無断伐採を防ぐため、宮崎県と熊本、大分、鹿児島の九州4県は、立件されるなどした悪質な業者をリスト化し、情報共有する取り組みを始めた。九州の多くの人工林が利用に適した時期を迎え、被害が広がる中、連携を深め、監視を強化する。林野庁によると、同様の仕組みは全国的にも珍しいという。

この記事に私はイラッと来て、思わずコメントをつけたのだが、それも短い。ここで少し詳しく現状を紹介したい。

ちょうど宮崎盗伐被害者の会が警察庁長官宛に提出した文書「森林盗伐の仕組み・利権に関して(情報提供)」が手元にある。

その冒頭を紹介する。
宮崎県は1991年から今日まで杉丸太生産量日本一を30年連続で続けています。しかしながらその一方で、森林の盗伐が横行し、土砂崩れ等の森林の荒廃、河川汚染等の自然破壊が進行しています。盗伐被害者が続出しながらも宮崎県警による犯罪者の摘発、逮捕は今でも微々たるもので、盗伐被疑者は泣き寝入りの状態におかれ、そのことは司法や警察、森林行政に対する不信の拡大を助長しています。特に、21年4月19日、佐藤隆司氏が宮崎県警本部長に就任後は前本部長時代の事件の全てが不起訴となり、盗伐被害者が県警に被害届を提出しても1件も受理されない状況です。なぜこういうことになっているのか、理由は宮崎県警が被害者の供述調書を捏造し、不起訴にする不正な工作を行っているからです。

実は、私も一昨年まではわりと盗伐事件が立件され始めて、風向きが変わったかな、と思っていた。そうした点を当時記事として執筆している。

宮崎盗伐事件の潮目が変わった! 海外からも向けられる厳しい目

ところが昨年宮崎県警本部長が交代した途端、またもや状況は一変、上記にあるとおり立件したものも不起訴になりまったく被害届の受理そのものをストップしてしまったのである。

本部長の意向が、もろに対応を変化させたと言わざるを得ない。ここにも官僚のあまりに短い任期が悪い方向に影響していると思うのだが……。

それと関係あるのかないのか、残念というべきか、この上申書を出す警察庁長官は、中村格である。この人物がどんな手合いかは、ちょっと検索してもらいたい。すぐにわかる。

この文書にある「宮崎県警の対応」をほんの少し、見出しだけ引用しておこう。

 (1) 警察による被害者の追い返し
 (2) 警察官が示談を勧める
 (3) 盗伐現場の実況見分をしない
 (4) 被害届を受理しない、供述調書を捏造する
 (5) その他の問題ある対応
・ 捜査担当の警察官が何人も替わる。その都度同じことを聞かれる。引継ぎがされてなく、被害者への嫌がらせでしかない。
・ 時効まで捜査を引き延ばす。
・ 警察官が嘘を言う。
・ 警察が示談を勧める。示談に合意しないと怒鳴る、家にまで電話して怒鳴られる。
・ えびの警察署では被害の訴えの途中で副署長が電灯、暖房を消し退出。
・ 県警本部では被害者の訴えに対し、事前に連絡がないからと部屋を用意せず玄関で対応。
・ 警察官が名刺を受け取らない、名刺をくれない。資料を受け取らない。
・ 宮崎南警察署では被害者の訴えに対し、逆に「名誉棄損で訴えられる」などと警察官が言う。
・ 高岡警察署に被害者の付き添いで行くと、「出てくれ」と怒鳴られる。
・ 延岡警察署で警官が200万円で示談を勧めた、断るとイスを蹴り打撲を負った。

これが現代日本で? と思われる方、そうです。これが日本です、宮崎県です。ほかの九州各県、いや全国の盗伐が起きている都道府県はどうかも検証が必要だけどね。熊本や鹿児島、大分はどうだろうか。冒頭の記事のように盗伐業者の締め出しに取り組むそうだが。。。

そして、なぜ警察がここまで盗伐案件を取り上げるのを嫌がるのかも考えてほしい。上記には書いていないが、真面目に対応してくれる警察官もいるそうである。が、その警察官はすぐに飛ばされる。次の警察官も再び真面目に対応すると、また飛ばされる。上部組織で何が起きているのかも想像してほしい。さらに県庁は?市町村は? 県森連は?県木連は?素材協は?木材市場は……。

1_20220406211901 宮崎県庁

 

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林業・林産業」カテゴリの記事

コメント

田中淳夫様

こんばんは!鹿児島県庁、熊本県庁、大分県庁に行って聞き取りをします。宮崎県警は機能していません。悪代官そのものです。

天網恢恢疎にして漏らさず。 破邪顕正。 一罰百戒。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原。副会長志水。事務局長伊豆。現在盗伐被害者144家族(氷山の一角)

上記宮崎県における盗伐被害者にに対する、行政の対応は全くその通りです。私の場合は、盗伐時期を、捏造(半年も前倒し)され、不起訴になりました。その後、確たる証拠を見つけ、最寄りの警察に行きましたが、担当した警察官は、すべて移動になっていました。後任の警察署員に「どちらに行かれましたか」と尋ねました処、「教えられません」と返事が返ってきました。  その後、異動になった一人を見つけ出し、電話をしましたが、電話を2回ほど掛けましたが電話に出ません。多分居留守だと思います。電話口に出た警察官に、電話をかけてくださるようお願いしましたが、やはりかかってきませんでした。後ろめたい気持ちがあるので、電話をかけてこなかったと思います。

皆さん、宮崎県の方ですか。本当に宮崎県警は機能していませんね。何か裏で圧力がかけられていると思わざるを得ないです。

他県が、ここまでひどくないことを祈るしかありません。

宮崎県盗伐被害者の会会員 海老原明美です。宮崎県では県素連のメンバーが大規模に盗伐します。何千本盗伐しても誤伐です。宮崎県警が全て隠蔽します。宮崎県全てがこの盗伐に関与しています。県庁、県警。行政、弁護士会、宮崎県公安委員会委員長江藤利彦。酷い話です。宮崎県には盗伐御殿がたくさんあります。宮崎県の盗伐は数十年続いています。

現在盗伐被害者144世帯。氷山の一角です。

私がここまで宮崎県を批判しているのに、全然反論が来ません。もし異論があるのなら、ぜひ寄せてください。受けて立ちます。徹底的に議論しませんか。
それとも反論の余地なしですか。せめて言い訳でもしたらいいのに。

 はじめまして。私は父から林業事業を継承し、厳しい運営状況の中、林業の存在意義は一体どこにあるのかをずっと考えてまいりました。
 環境に良い・公益的機能・森林認証制度など。様々な理論を利用して木材利用の推進をしてきたこともありました。理由をつけて、押しつけて利用規程に盛込むやり方や現在の補助金制度には、根拠が乏しいのと理念があまりに弱いと感じています。
 正直、市民の為というよりは、自分達の都合に寄り添った考え方が異常なほど強いと思います。
 補助金制度の全てが悪いとは言えませんが、業界の安定的な利権収益に繋がるような制度が定着してしまっている悪質な例も実際にあります。
 若い世代の人達が、地域で活躍できる仕組みを構築していくことが私達地域事業者の役割りだと思っています。
 林業を通してできることは何なのか。
地域の木が暮らしの中で、自然体で喜んで利用してもらえる仕組みを整えることが、私のできることかなと考えています。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原裕美

080 6409 8538 ebihara410@yahoo.co.jp

宮崎県盗伐被害者の会副会長志水恵子

080 1793 6886

宮崎県盗伐被害者の会事務局長伊豆康久

090 5943 8133 ytfeek@yahoo.co.jp

盗伐被害者の方、気軽に連絡下さい。

4年前に実家の山の杉が被害に遭いました。地元紙(宮崎日日新聞)に連載で山が荒れるを読んでましたが、当事者になってから真剣に読むようになりました。
私の場合は稀で、伐採業者を逮捕するに至りましたが、県内での盗伐が止まないと、海老原会長から聞いてます。
標的は高齢者が殆ど、弱いものいじめではないですか。お年寄りが被害に遭ってから駆け込むのは警察です。追い返されたお年寄りの方が哀れで堪りません。涙が出てきます。こんな世の中に誰がした。関係した警察官が数名、退職しているそうです。

田中淳夫様

おはようございます!4/15(金) 鹿児島県庁 森林経営課に行きます。午後13時 面談です。宮崎県の盗伐の実状を話します。

田中淳夫様

お世話になります。4/15 午前11時から午後13時 鹿児島県庁森林経営課で面談です。宮崎県盗伐被害者の会からは自分を含めて4名です。共産党の鹿児島県議平良さんも同行します。他 報道関係者です。

午後15時から 鹿児島県警 生活環境課で面談です。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原。副会長志水。事務局長伊豆。現在盗伐被害者 144世帯。

とうとう鹿児島県まで広げましたか。盗伐行為が他県に広がるのを水際で止めなくてはなりません。コロナ禍と一緒です(笑)。健闘を祈ります。

田中淳夫様

こんにちは!宮崎から海老原。

鹿児島県庁 森林経営課 対応 山之内技術補佐、中津濱係長、弓削技師。

鹿児島県警 対応 牧之瀬直人警部、御鍵貴寛警部補。
今週は熊本県庁に行きます。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原。副会長志水。事務局長伊豆。現在盗伐被害者 144世帯。

宮崎県の盗伐被害の情報提供のため、鹿児島県庁、日本共産党県議会事務所、鹿児島県警本部に会長海老原と被害者3名で訪問しました。
会長海老原が、宮崎県盗伐被害の現状説明を行ない被害者も被害現状を伝える事ができました。
※下記は情報提供の一部です。
・宮崎県の盗伐は30年40年続いている。
・スギ生産量日本一を宮崎県は30年間続けている。
・盗伐の手口が皆同一である。
・同じ犯人が繰り返し盗伐しているのに逮捕されない。
・全警察署が被害者に対し不条理な対応をする。
・全警察署が示談を進め刑事事件を避ける。
・全警察署が捜査を引き延ばす。
・全警察署が担当者を何人も代え引継ぎがなく同じ話を何回もさせられる。
・警察官が嘘を言う。
・警察官が供述調書をねつ造する。
・警察官が印鑑を偽造し供述調書に押印している。
・山林所有者でもない重度心身障害者の息子を呼び出し供述調書をねつ造する。
・犯人も分かり証拠もあるのに不起訴になる。
・被害者144世帯もいるのに逮捕者が出ない。
・被害者が警察から受ける人権侵害が横行している。
・高齢未亡人、認知症、他県移住者などが盗伐被害のターゲットになっている。
・森林法の時効をねつ造する。

鹿児島県と森林の盗伐情報の共有ができるようになり心強く思いました。
盗伐事件の解決、盗伐防止に向けてより一層頑張りたいと思います。
鹿児島県の担当者の皆さまには、懸命に聞いてくださりメモも取っていただき質問もして貰いました。今回の情報交換ができたことを大変嬉しく思っています。

私は、母所有の山林が盗伐されているのを2020年1月に発見しました。
山林には車輛が裕に入る作業道が作られ、作業道の先には広いニンニク畑が耕作されていた。
ヒノキを盗伐し盗伐した跡地にニンニク畑を耕作していた。
ヒノキは230本盗伐され真暗い山林は日当たりの良い畑になり、作業道は削ったばかりの柔らかな土、畑のニンニクは種苗、
畑にする為60年~70年ヒノキの伐根が畑の周りに無数に重なり合い転がり、盗伐する為に残した林道沿いの目隠し用の50本の木の中にも30本が盗伐され、ニンニク畑の周囲の木には新しいピンクのリボンが結び付けれれていた。

森林盗伐は3年の時効とえびの警察署の警部(課長)が時効のねつ造をされました。
①衛星画像の過去の画像の証拠がある。
②盗伐発見時にえびの市役所職員が『志水さんが盗伐を発見した直近に伐っている』と言っている証言。
③私の妹に『山を売ってくれ』と犯人が言いに来ている。犯人は志水の山と知っていた。

上記の証拠を示すも、森林法3年の時効と不起訴になりました。不動産侵奪は故意に侵奪した証拠が不十分と不起訴になりました。不動産侵奪の時効は7年も残っているのに捜査もせず供述調書も作っていないのに不起訴にされました。
私の盗伐犯人の事を宮崎県被害者の会で調べました。下記のとおりです。
①2019年10月:串間市100町60,000本40被害者。示談で逮捕されない。
②2019年10月:えびの市山隣接する山林8件(志水含)約1,000本えびの警察署に被害を示すも捜査をしない。志水は不起訴。
③2021年5月串間市3,000本(保安林2ケ所盗伐)3被害者。注視中。

私は森林盗伐と不動産侵奪この森林盗伐と闘い続けて2年3ヶ月になります。盗伐を絶対に許すことはできません。示談に応じるつもりも一切ありません。厳正なる処罰を望んでいます。

他人の山を勝手に伐る「盗伐」にくわえて、その跡地を勝手に耕作、ニンニク畑ですか。これは新しいパターンというか、もう何でもありですね。林業から農業に広がりつつあるのか。

宮崎県は、もはや機能不全でしょうか。下手に摘発したら全体が崩れると思っているのか……。

田中淳夫様

えびのの別荘から海老原。宮崎県に司法はありません。佐藤隆司本部長が来てから時効の捏造、供述調書ねつ造、被疑者のねつ造。なんでもありです。

4/20  13:30  熊本県庁森林整備課で面談です。

15:00  熊本県警で面談です。宮崎県盗伐被害者の会からは自分を含めて4名参加します。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原。副会長志水。事務局長伊豆。現在盗伐被害者144世帯。

おはようございます!えびのの別荘から海老原。お世話になります。

4/20 熊本県庁面談。対応者 野間審議員、本村課長補佐、一溝さん、小崎さん、寺本技師 5名です。

宮崎県盗伐被害者の会からは 自分、副会長志水、海老原明美、川並 4名です。

熊本県警 対応者 松中警部補。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原。副会長志水。事務局長伊豆。現在盗伐被害者 144世帯。

おはようございます!5/12(木) 午後3時 大分県庁で面談です。宮崎の盗伐被害を大分県庁と情報共有します。

参加者 自分 海老原明美 志水恵子 事務局長伊豆

川並 報道関係者です。

宮崎県盗伐被害者の会会長海老原。副会長志水。事務局長伊豆。現在盗伐被害者 144世帯。

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