農水省の書店で『虚構の森』
ふとAFCフォーラムという雑誌の2022年4月春号をめくっていると、農林水産省の三省堂書店の売上ランキングが載っていた。
ちなみにこの雑誌は、日本政策金融公庫の発行で、農業・林業・水産業の雑誌である。だから農水省の地下にある書店の農林水産関連書籍の売上を調べているのだ。この号は2月分の売上がランキングされている。
見よ、『虚構の森』が7位に入っている。なかなか健闘かな。昨年発行の本が今頃売れだすとは面白い。本当は環境省向きかもしれないが。
もっとも1~5位までは本というより要覧、便覧、名鑑、六法、漁業法解説と、資料的なものだ。なお8位には、『「やりがい搾取」の農業論』が入っている。
そういや『絶望の林業』は、半年ぐらい2位に張りついていた。こうしたランキングを見ると、ある程度、官僚が興味を持っている分野がわかる。
またAmazonの環境問題分野のランキングは、今日は11位である。これまで3,4位から20位ぐらいまでの間を行ったり来たりしている。
ともあれロングセラーをめざそう。
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