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森と林業と田舎の本

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2022/05/10

カーネーションは国産?海外産?

5月8日が母の日だったようだ。まあ、我が家は母はとうに亡くなり関係ないのであるが、それでもカーネーションを活けてある。ホームセンターなどにカーネーションがあふれているので、つい家にも飾ったのである。

そもそも、私はカーネーションというと母の日ではなく、土倉龍次郎を思い出すのであるが……(^^;)。

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カーネーションの温室栽培。日本で最初に成功させたのが土倉龍次郎だ。温室栽培も新しいが、カーネーションを日本に広めた点でも先駆の人である。

今年はカーネーションが高値だそうだ。史上最高値だという声もある。単に母の日だから需要が増えただけではなく、その理由はウクライナ危機らしい。正確にいうとロシア制裁のため飛行便が飛ばせにくくなり、燃料費も高騰。世界中の貿易が足止めを食っている。だから日本にも花が入ってこない……そう、今ではカーネーションの過半は、海外なのだ。

2021年シェアは、43%がコロンビア産。中国12%、エクアドルが5%。国産は37%なのである。国産の場合は、産地によって開花ピークが大きく違うので、産地がすべて母の日に最大量を出荷しているわけでもない。カーネーションは冷涼な環境を好むので、そもそも日本の気候向きではなかった。

そのほか市場に出回る花の多くが輸入品。花のような生鮮品まで輸入が増えているのは、国産が安定供給・安定品質にできないから。それができないのは雇用が不安定だから。季節性が強く低収入。それに需要も母の日以外は乱高下する。量と品質を安定させるには冷蔵などの技術はあって確立しているのだが、国内花農家には、それを採用する資金力と経営基盤がない。

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一方で日本は花卉の輸出も力を入れているのだが、なかなか伸びない。

このように書いていて、なんだか国産木材か外材かなんて言っている世界と似ていると気づいたのであった(⌒ー⌒)。

 

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