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森と林業の本

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2022/06/21

雨の森を歩く

新しい雨具を買ったので、あえて雨の森に出かけることにした。使い心地と機能の確認のつもりで。

考えてみたら、これまで森歩き・山登り中に雨が降ってきたから(仕方なく)雨具を身にまとうことはあったが、あえて雨の日に出かけて歩いてみた経験はなかったような気がする。しかも傘なしカッパオンリー、足元はゴム長靴である。

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場所は生駒山だが、人目がなく、ちゃんと斜面を登り下りのできるルート。平坦な森を歩くだけでは機能は確認できないと思ったから。

さて、結果というと……それが意外なほど快適なのである。正確に言えば、手首の締めつけはきついなとか、長靴の中で足が動くなとか、汗をかけば内側がべとつきベント機能はイマイチかな、などと思うところはある(文句多い)が、森の空間が素晴らしい。そう、雨具ではなく森歩きが楽しかった(^o^)。

ガスで煙る木立、濡れて光る葉の紋様と景色もよいが、雨が身体に当たる音が頬かむり状態なので耳元に音が増幅される。それが幻想的。それに森の中は雨をあまり感じないのだが、時折、枝葉から大きな雨粒がどさり、と落ちてくる。足元の落ち葉混じりの泥も感触がよい。滑らないように注意はするが、カツンと跳ね返る舗装路よりよっぽどよい。急斜面もわりと登れる。草木をかき分けても、雨具がはじいてくれるから顔以外は平気。

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雨の森歩きというアウトドア・アクティビティーになりますな。梅雨シーズンならではの楽しみ方を考えてみたい。

あえて言えば、後の後片付けが大変。単に雨具を脱いで乾かすだけではない。やはり泥や草の葉などが跳ねてこびりついているから水でゆすぐが、脱水かけても効かないから面倒なのであった。

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