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森と林業の本

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2022/06/06

春日杉テーブルのお値段

バッタモン屋、、、というか古道具屋というか、そんな店で見かけた逸品。

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一枚板のテーブルなんだが、その材質は春日杉である。

そう、奈良の春日大社の鎮守の森「春日山原始林」に生えている天然杉だ。本来、出回ることのない材なのだが、ときに風倒木などが処理されたり、あるいは微妙に天然記念物の春日山原始林からはみ出たところに生えているスギが、(民有林なので)伐採されて出されることがある。

このテーブルにしたスギも、おそらく直径1メートル以上の樹齢300年生ぐらいはする木だったろう。

ただ春日杉は、実は材質はあまりよくない(^^;)。虫食いやウロが形成されやすい。節も多い。写真を見てもわかるだろう。テーブルだが、ま、あまり上に物をおけそうにない。
そんな木でも、神様の木だからね。そして、そのお値段が、9万8000円! えっ、と思うが、よく読むと原価は100万円以上したらしい。が、古道具として出されると10分の1ぐらいになるのだね。

それに、こんな和テーブル、今では喜ばれないからなあ。春日杉の御利益を言っても、ほとんどの人に通じないだろうし。

どう? ほしい人、いる?

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現在、森林組合について調査しております。補助金の不正取得。間伐における不正。二重三重帳簿。市町村公務員も認知している。

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