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森と林業の本

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2022/06/03

垣根もアート。庭づくり模索中。

街を歩いていて、こんな家を見かけた。

垣根を外向きにデザインしたのか。なかなか見事。(まさか、偶然ではあるまい。)

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ツツジの上にカイヅカイブキが伸びるように植えて垣根にしているのだろうが、相当手入れをして一直線のきれいな壁面にしている。それでいて花の芽を切り落とさないようにしたのか。花が咲くと垣根というか壁面がアートになっている。花はどこにどのように咲くかわからないのに、なんだか絶妙な配置。
これって家人がしたのか、造園家に任せたのかわからないが、なかなか見事。相当の手入れが必要だろう。カイヅカイブキは、放置すると枝葉が針状に変形してスギ葉のようになるし、枝枯れするものもよく見かける。世話は大変。

ただ、私は手入れの行き届いた庭は苦手だ。今私がめざしているのは、いかに手入れしなくてもいい庭にするか(^^;)。まず隣家の家が見えないほどに茂らせるのが第一目標。次に人の手入れを最小限にして、時間とともに遷移させる。1種類、もしくは少数の草木だけが繁茂されては困る。人が手を入れなくてもバランスよく多様な植物が茂っていて、それが景観としても美しい。いわば「明治神宮型庭づくり」だ。本多静六がデザインした明治神宮の森は、基本的に手入れをしなくても成り立つ森づくりをめざした。

一方で庭の中を巡るとジャングル探検の気分を味わえるのを理想とする。その点から私がめざすのは、映画『モリのいる場所』で描かれた庭だ。この映画見たらわかるが、庭が小宇宙になっている。動画なら、こちらをどうぞ。モリのいる場所

こんな庭があったら、30年間家から出なかった気持ちがわかる。さて、どうするかな。

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