酒樽から作られた家具
久々に大阪に出て、梅田のバーに入った。ここで待ち合わせをしていたからだが、そのバーの手前にこんなお店が。
ウイスキー樽の木材を木工品に生まれ変わらせた店だ。お箸やペンのような小物文具から椅子・テーブル、キャビネットまで。オーク樽だから、ミズナラやツクバネカシの類だろうか。細かなところまで手の入った素敵な品だ。むしろ樽の痕跡があまり残っていないところに残念と感じる。思わずウイスキーの香りはしないのか、と鼻に近づけたが、匂いはまるでしない。乾燥させたりする中で飛んでしまったか。お店の人は「みんな嗅ぎます」と笑っていた……。
なかなか面白い商品ではないか、と思わず触手が動いたのだが……価格は目玉が飛び出るほど高かった(笑)。樽丸の再利用というのが、リサイクルだから安くではなく、逆に価値を上げる、いわゆる「アップリサイクル」になったよう。ウイスキー樽というブランド化に役立つのか。
« ねじねじ樹 | トップページ | 中国の植林方法は、誰が教えたのか »
「木製品・木造建築」カテゴリの記事
- セルロースナノファイバー入り和菓子!(2025.02.09)
- スタンプカービング見つけた(2025.01.30)
- 木質ペレットに将来はあるか(2025.01.23)
- 大仏殿の雛型?喜光寺(2025.01.22)
- 春日大社一の鳥居(2025.01.20)
コメント