メガソーラー伐採地一年後
久しぶりに訪れた平群のメガソーラー建設予定地。
今日も炎天下、チョー蒸し暑い中を歩きました。これはトレーニングになるな、とわざとザックには重りを詰めて……。
おお、かなり緑に包まれているではないか。
念のため、一年前(6月30日)の様子はこんな状態だった。
表土剥き出しだったところも、かろうじて草本は回復してきたようだ。ただ土壌を引き剥がし地形を改変したところは今も裸地のままだ。急斜面で水が流れてガリのできたところも回復していない。
が、よく見てみると、生えているのは単に草だけではない。
圧倒的にタケが多い。ササが繁殖するのでは、という恐れは持っていたが、タケがこんなに早く進出するとは。おそらくマダケだと思うが……。伐採跡地の何割かがタケに覆われている。竹林が残された周辺ではなく、ど真ん中まで進出しているとは、地下茎を伸ばしたとは思えない。昨年花を咲かせて種子を飛ばした?とか想像してしまう。
ササやタケが覆うと、樹木の森が回復するのは難しいだろうな、と思う。少なくても何十年と竹林が続く。メガソーラーの建設は止まったままだし、県はメガソーラーの建設を抑制する条例をつくると言っているが、この土地はどうなるのだろうか……。
ちなみに炎天下……のつもりだったのに、にわかに空が曇り雨が降り出したよ(泣)。雨具は持っていたのだけど、汗も加わってぐっしょり。
さらに帰りは土壇場で道を間違え、とんでも遠回りルートになってしまった。しかもアップダウンの激しいこと。トレーニングを越えてくたくたになりましたとさ。
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