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森と林業と田舎の本

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2022/07/18

続・業界脳……でなく業界ノウ?

昨日の葉枯らし乾燥について新事実がわかった。

というのも、昨日のエントリーを読んで吉野の林業家から電話がかかってきたのだ。そして教えてくれた。あの葉枯らし乾燥、目的は杉皮なんだそうだ……。

今や実(丸太)は金にならん、皮の方が高く売れるのだそう。皮剥いたついでに葉枯らしする?

そういや、たしかに杉皮がていねいに積んであった。風のせいかブルーシートがめくれていたので気づいたのだ。ちなみに写真撮影後にかけ直しておきましたから。

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杉皮の需要が増えたわけではない。ただ寺院や数寄屋づくりなどにはコンスタントな需要がある。しかし杉皮そのものの生産がこのところ細っているのだ。だから高値が見込める。

これは業界脳ではない。むしろ業界通だろう。しっかり山からの生産物の需給と値動きをチェックして入ればこその生産計画だろう。目先の木材市場だけでなく、広く世間の売れ筋を知ることで可能になる。

もちろん実も売れるはず。皮を剥いた状態で葉枯らしすると、表面にヒビがいって値が下がるそうだが、杉皮と併せて売り物とすればそれなりの収入になる。天然乾燥の吉野杉、芯がほんのり赤く染まった材もそれなりに需要はあるのだから。

20220717-132848

葉枯らしの際の皮むきは、こんな形にするのか。これは現場のテクニックか。業界脳? いやこれは業界ノウハウ(^o^)。

 

 

 

 

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