奈良公園に1本だけ
奈良公園の中に、一本だけ変わった木が生えている。ほかには見られない珍しい樹種だ。
何の木か、わかるだろうか? 春日大社の参道近くなのだが……。
これが葉の先。トゲが痛い。
さて、いかがか。最近林業的に注目を集めているのだが。
そう、コウヨウザンだ。中国原産の針葉樹。早生樹ということで、日本でも植林しようという動きが広がっているが、本来日本(奈良)に生えていない木である。
しかし、なんで奈良公園に? しかも1本だけ。種子が飛んできて芽吹くような樹種でもないのだが。
太さからすると、30センチもない。コウヨウザンは20年で30センチ級に育つというが、場所によりけりだろう。しかし樹齢は30年未満と言ってもよいかと思う。その頃に誰か植えた? 奈良公園だけに、正式に外来種を植えるようなことは有り得ないわけで、こっそり持ち込んだ人がいるのだろうか。
ただ途中で二股になっているし、梢が折れているし、見本としてもあまり成績はよくない。この木をみたら、コウヨウザンって、つまらないなと表しまう(笑)。
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