生駒山はホースランド(馬の里)!
昨日のエントリーで、生駒山中に建設されたバイオマス発電所を見せたが、あの近くには2つの乗馬クラブがあった。ウェスタンスタイルとヨーロピアンスタイルだったか、趣向も違うがさまざまな馬のいるクラブで、私は幾度か覗きに行っている。
が、バイオマス発電所の建設に合わせて両方とも廃業し、その跡地は丸太やチップ置き場になっている。
そんな悔しさもあるのだが、今度は新たに馬牧場がオープンしそうである。(まだ建設途上のようだが、もう営業してるのかな?)
場所は暗峠の近くの棚田地帯。
「生駒ホースランド」と看板がかかっている。いわゆる乗馬クラブなのか、馬に触れ合えるレジャー施設なのかわからない。少なくても馬搬や耕作用ではなさそう。人がいたら尋ねようと思ったのだが、見かけないのだ。馬はすでに2頭いた。
ただ道沿いの看板に「10分2000円……」と書いてあったから、一見さんでも大丈夫なのかな。観光地とは言えないし、ハイキング客がついでに乗馬ともならないと思うのだが、どんな客層を狙っているのだろうか。
ともあれ放棄された棚田を上手く馬場コースに改造しているから面白そうではある。どうせなら棚田の中に周遊コースでもつくれたら楽しいのだが。ちょっと急すぎるか。
都会に近い里山では、こんな利用法もあるかもしれない。
ちなみに生駒山系全体では、ほかに乗馬クラブは何カ所かある。また大阪側の四條畷は、古代の馬飼いの里と言われた。大和王権の馬は、この当たりの牧で育てていたらしい。生駒山は馬と相性がいいのかも。
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