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森と林業と田舎の本

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2022/07/17

葉枯らし見て気づく業界脳

朝、突然思いついた。山へ取材に行こう。

天気予報では、今週はずっと雨マーク。今日は晴れだが、明日から崩れだす。このままでは取材に出る日が決まらない。確実に晴れるのは今日だけか。明日早く出て午前中に済ませるとか? しかし曇天だと写真が映えない。せめて写真だけでも……。

と思い急遽出発したのである。が、今は3連休中だったのだね……。渋滞に巻き込まれて、片道2時間の予定が3時間近く。

しかも山村は空いているに決まっているという私の概念をぶち破る混雑ぶり。みんな行楽なんだ。。。

それでも目的地は誰もいなかった。だいたい私が観光地を取材するわけないんで。

で、帰りは山越えマイナールートを取ったのだが、それでもよく車やバイクとすれ違う。狭隘な道をバックするのを嫌がる手合いが多いので、こっちがバックさせられる。ちょっとうんざり。

そこに、ふと目に入ったのが、吉野杉の葉枯らし乾燥の現場だった。

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久しぶりに由緒正しい?葉枯らしを見たよ。ちゃんと木は山側に倒して、元口を切り株に乗せて、樹皮を剥いて。

思わず感激して車から降りて写真を撮る。この方法で天然乾燥すると、渋が抜けると言って芯材部分が赤くなるとか、山側に倒さないと乾きが遅いとか、伐倒して元口を切り株に乗せるのが腕の見せ所とか、スギ皮を剥くのはアオキの枝がよいとか……。

そして、気づいた。これって、業界脳??

業界脳とは私が名付けたのだが、業界内だけの価値基準で判断してしまうバカのこと(笑)。私は常々、業界脳になっちゃダメだ、業界内ではよいことだ、美しいだろう、これが正しい……と思っていることは一般人には通じないぞ。その勘違いが業界を衰退させる。常に外野のつもりで眺めるのだ、と言い聞かせている。
本当に葉枯らししたら、木材としての質がよくなるのか。芯が赤いのは美しいのか。それは高く売れるのか。問い返さないと。

それなのに、葉枯らし乾燥のスギを見てつい喜んでしまったのは「業界脳」だね(> <;)。ああ、俺も染まってしまっていたか。

……でも、一目見て、車から飛び下りてしまったよ(泣)。

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