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森と林業の本

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2022/08/24

玄関先の風景・スギとシンテッポウユリ

玄関先にスギが芽吹いたことは、たまに紹介しているが、この夏、ひときわ大きくなりだした。

1_20220824212601

冬の間は高さ3センチぐらいで赤茶けて枯れたみたいだったのにね。。。

Photo_20220824212901冬の頃

そのうち階段の段差を越えそうで、怖い。

またシンテッポウユリ(新鉄砲百合)が生えていることは以前も紹介したが、今年はかなり数が増えている。花はいかにもユリっぽくてよいのだが、おそるべき繁殖力を持っている。街路樹にも見かけだしたし、山の中でも生えている。

Photo_20220824213101

これは外来種というより、テッポウユリと台湾のタカサゴユリの雑種で園芸種というべきだが、親の遺伝子より繁殖力を強めた感じ。種子がお得手どんどん飛散するのだ。

環境省の「生態系被害防止外来種リスト」「その他の総合対策外来種」に指定されている。このまま増えるとヤバいな。でも、花はそこそこきれいだし、秋になるとユリネが採れる。自然界だけでなく、街の中でも時間とともに変化するものだ。

自宅の玄関先を観察するだけで、いろいろ自然界の動きがわかる、とはいうものの、なんだかなあ。

 

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