雨の山
昨夜、急に思いついて某村の山に登ることとして、朝出発。
天候は晴れ。猛暑とするでしょう。山裾ではにわか雨に注意……そんな天気予報だった。
実際にすそ野に着いた頃は、青空も残る曇りで、仕事を済ませながら登り始める。が、中腹辺りで、空はにわかにかき曇り……バサバサと大粒の雨が降り出した。ヤバい、と思ったが、にわか雨ですぐに止むだろう、ちゃんと雨具も持ってきているんだぜ、と強気に登る。
しかし難点は、この山、草原なんだわ。まったく雨宿りできる木々もない。ひたすら雨に打たれるしかない。ようやく尾根に着くが、実はここまでは大粒だがまだらな降り方だった。それが、ここで土砂降りに。。。
仕方ないので雨具を着込んだうえに、ザックに入っていた傘まで広げる。しかし、もう尾根を登るのは無理。そもそも山道が川になってきた。ついに引き返す決断。もっとも必要な写真は撮れたので、仕事としては必要最低限のことはできた。
そしてかなり濡れた状態で降りてきたら、雨は止む。まあ、あるある話なのだが……。
その後、ち服も着替えてょっとだけ取材などにも回ったのだが、帰り道はまたもや雨であった。やはり山村は雨なんだ……と思いつつ下界に下りたら、そこでも雨。とうとう前が見えずに車のワイパーを高速で振り続けなくらはならない。ワンセグのテレビをつけると、「奈良県に大雨警報が出ました」だと。
そんな状態で、なんとか帰り着いたのだが……なんでや。生駒は地面が乾いとる。私がびしょ濡れの服を持って帰ったのに、庭木に水をまかねばならないのであった。。。疲れた。
写真は、出会ったウシさん。奈良の山奥にも牧場があるんだねえ。
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