「風のロウソク」はFSC印
バッタもんを扱う店があって、そこには中古も含めてなかなか面白い商品が並ぶので、私は時折覗きに行くのだが、今回また素敵なものを発見。
わかるだろうか?何やらおしゃれなパッケージだが、ようは角材である。ただ、「wind candle」と書かれてある。直訳すると風のろうそく?
その正体は、写真を見てほしい。下部に穴があって、そこにある導火線に火をつけると、やがて全体が燃える仕掛け。煙突効果で炎が植えに吹き上げるのか。ロケットストーブの原理と似ている。
タンコロ、丸太などでは木ろうそくとか、丸太コンロとか、最近ではスウェーデントーチなんて名で売られていたりもする。私も本ブログで紹介している。
それを、もっと小さく楽しめる形態に改良したものか。導火線の奥には何があるのはわからない。ロウソクのような着火剤が詰められているのではないかと思うが、簡単な加工で、なかなかのアイデア商品だ。着色してカラフルにしてある。
大小あるが、1時間半ほど燃え続けるということで、試したくなった。問題は場所だ。試すのも夜の方がいいのかな。
が、より注目すべきは、この材料。ポップをよく読んでほしい。
なんとFSC材を使っているのだ。そういや製造国を確認していなかった。よーくラベルを観察すると、「メイド イン EU」とある。ヨーロッパであることは想像していたが、冠詞などからフランスかな。ラテン系の言語ぽい。なお日本語の説明文にもFSCであることを記すとは、なかなか担当者もわかっていらっしゃる。
夏が過ぎて、価格も暴落、いや大幅値引きしている(元の価格、ちょっとぼりすぎ)ところを見ると、またバッタ屋に流れているところを見ると、売れ残りだろうが、そのうち試してみよう。
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