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森と林業と田舎の本

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2022/09/27

山村カフェの魅力の秘密

川上村に行ってきた。実は、わりと重要なことがあったのだが、それは改めて。

ここでは帰りに寄ったカフェのご紹介。

川上村には「匠の聚」(たくみのむら)と名付けられた地区がある。そこに芸術家たちが移り住んで創作活動を行っている。アーティストを招くという手の村おこしは各地にあるのだが、ここが一味違うのは、ギャラリーとカフェが付属(さらにコテージもある)している点。ちょうどギャラリーで木工の昆虫展(松本一平作品展)が開かれていると案内を目にして、ちょっと寄り道してみたのだ。

しかし、幹線から離れてうねうね山道を登って行って、おいおいこんな奥まで来たら遭難しちゃうよ、的な感覚に襲われたところで、急に峠に出て眺望が開ける。そこにあるのが「匠の聚ギャラリー」。

20220926_14402820220926-142926

昆虫は、こんな具合。かなり巨大でオーム(王蟲)の子どもみたいなのもあるから、ジブリの世界みたい(^^;)。なかなか精巧で、しかし細かな足や触覚まで一刀彫とは恐れ入る。

ちなみに、このギャラリーはコンクリート打ちっぱなしで地下にある。この空間自体がアートだ。

そしてカフェコーナー。村では珍しい若い女性もいる(⌒ー⌒)。

4_20220927195701奥吉野の山並み。

1_20220927195701抹茶スムージー。

メニューまでオシャレだ(笑)。

山村の魅力を売り物にしようと、よく自然いっぱい、地のものを食べて飲んで……という世界観があるが、それだけではきつい。都会から来た人は一時はそれを楽しむかもしれないが、多少とも長居をすると飽きてくる。もっと洗練された世界にも触れたくなる。もちろん地元の人なら尚更だろう。

その点、このギャラリーは、一瞬「山村」を遮断してくれる。もしくは窓枠の外にある遠くの景色にしてくれる。さらに一角にある「小西保文アトリエ記念館」(小西は亡くなられた住人で、世界的な画家)を覗くと、なんだかニューヨーク・ブルックリンの画廊か!みたいな空間が広がっている。目の前に生のキャンバスがあるのだ。その絵からは、都会の薄汚れた臭いがする。

それが心地よい(^o^)。山と森ばかりだと飽きる\(^o^)/。

田舎の土地が自然を売り物にするのはいい。いや、それ抜きに売るものはないはずだ。しかし……それだけだと一過性になってしまう。その点、オシャレなカフェがあると点数高いよ。

3_20220927201901

オマケの展示。村で働く人。

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