シカの剪定技術
全国どこでも山に行けばシカが増えている話になるのだが……。
これは吉野に行った際の写真。別に山奥というわけではなく道路沿い。車で走っていて見かけた。しかし、立派な角だな……。この一頭だけではない。あちこちにオスメスともにうろちょろ。人間を見ても逃げない。私は、日本全国奈良公園化計画が進行中、と言っているのだが……。
そういや先日吉野で入ったカフェで、店前の木材市場を眺めていたら、「シシガミ様がいるよ」と教わった。もののけ姫の世界である。ま、巨大な角を持つシカであったのだけど。なんでも、木材市場周辺をいつもいて吉野杉のハイを眺めているそうだ。
ただしシカがいると、よいこと?もある。
林内や道路沿いの草刈りをやってくれることだ。人が刈らずとも、きれいにしてくれる。
写真は、明日香村の某御陵(亀山天皇の良助親王墓の冬野墓と記載がある)の周りの植え込みなのだが、きれいに丸く刈り取ってある……と思ったら、後ろの方には長い枝が残っていた。これは下手くそ、いや手抜きだ。首の届くところしか食べないという横着したのだね。まだまだ修行が足りない。
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