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森と林業の本

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2022/11/03

紅葉に見る樹木の個性

函館やら札幌で見かけた木の話。

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写真は、北大構内で見かけた紅葉している木。構内の多くの木が紅葉黄葉して美しかったのだが、実はその隣はほとんど緑のまま。だが、どちらも同じ樹種なのだ。レッドオークとあったが、赤ナラというのは北米産のブナ科コナラ属の樹木で、ようするに外来種。わりと家具などにもなる高級材が採れるが、紅葉する落葉樹である。

が、間隔はほとんど5mぐらいしか空いていないのに、片や紅葉、片や緑なのである。写真には入りきらなかったが、緑の右隣には、また紅葉している赤ナラがあった。

なぜ、同じ樹種なのに、こんなに紅葉の仕方が違うのかね。

微気候と言って、わずかな場所の変化で、地形や地質が影響して気温が変わるとか、そこだけ風が通り抜けると、気象が変わる場合がある。すると樹木の反応も変化するのかもしれない。また同じ木の中でも、赤くなりかけている葉と、そうでもない葉がある。緑のところだけ、校舎から温かい空気でも流れているのか。あるいは反対に冷たい風が吹くところは早く紅葉するのか。

が、私は樹木の個性もあるんじゃないかと思う。同じ樹種でも、寒がりと暑がり(笑)。動物、とくに人間には個性が強調されるが、植物にだって個性があっていいじゃないか。遺伝子によって、性格が違う。早く紅葉して葉を落とすことで冬支度しようとする樹木と、多少の気温降下には頑張って木枯らし吹いても光合成を続けて糖分を貯め込もうとする樹木。さて、どちらが冬越しに有利か。アリとキリギリスのような……。

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イチョウ並木の中の1本の木の1枚の葉の中でも、黄色い部分と緑の部分があった。それも葉の縁が先に色づくのか、葉柄が先か。みんな個性かも。色の変わり方がいろいろ。もはや葉の一枚一枚にも個性がある?

何が影響を及ぼすのだろう。これ、誰か研究していないか。

 

 

 

 

 

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